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ファンダメンタルズを勉強してみませんか?
2013-03-21 Thu 13:09


ファンダメンタルズは難しい目で見えないからよく分からない。不要。
指標はノイズ指標トレードはギャンブル

そんな話をよく耳にする。果たしてそうなのだろうか


例えば英製造業PMI
3月1日の発表分は、前回50.8、予想51.0に対して47.9だった。
結果、激しいポンド売り。僅か30分程でポンドドルは150pips程度も下落した。



この事から何が得られるか。

・事前予想と実際の数値の乖離が-3.1というのは、かなり大きい。
・最近のポンドは、指標が悪ければ継続的に大幅に売り込まれる可能性がある。
・なるべく逆張りは避け、順張りの方がリスクが低そう。


そして3月5日のサービスPMI
事前予想が51.0、前回が51.5だったのに対して、結果は51.8
前回から悪化予想だったのが逆に良い結果となり、大きくポンドが買い戻される事となった



乖離としてはたったの0.8
だが、最近は英経済に対して悲観的な見方がかなり強く、市場は大きくポンド売りに傾いていた
結果として、少しの光明だけで押し目も無く10分程で70pips程度の上昇。というか買い戻し
このポジションの傾き、というのがファンダメンタルズでは大きな意味を持つ。


ポジションの傾き、偏りというのはシーソーみたいなものだ。
例えばEUR/USD
欧州や米国、世界的な経済状況に応じて、市場参加者が思惑を持ってどちらかを買うから相場は動く

EURが対USDで上昇すると思っているサイド、A。 → EUR/USD買い
EURが対USDで下落すると思っているサイド、B。 → EUR/USD売り


シーソーが動くのは、それぞれのサイドに人が乗った時だ。
では、大きく動くのはどんな時だろうか

・どちらかの側の人々が一斉に逃げ出した時
・どちらかの側の人々が一斉に逃げ出し、すぐに逆側に乗った時


この2パターンが出てくるのではないだろうか。
では、逆に考えて動かないのはどんな時だろうか

・乗る理由が無い時 → 指標結果が予想通り、もしくは予想に近ければ近い程動かない。
・今から乗っても意味が無い時 → ずっと悪い指標ばかり出ていれば、事前に織り込まれて反応が鈍い。

この後者のパターンは、シーソーで言えば皆が皆同じ側に乗っている時だ。


シーソーに乗る人間が全員で5人としよう。
最初の2人はそれぞれ違う側に乗って均衡が保たれている。
3人目がAサイドに乗ればA側に沈んでいくが、まだ小気味良いバウンドをしている
が、4人目5人目とまたAに乗ると、段々とバウンドが少なくなり、地面についてほとんど動かなくなってしまう

その5人の内、Aサイドの4人が一斉に降りたらどうなるだろうか
一気にバーンと跳ねるように動き、Bサイドが急激に上昇するだろう。


これがポジションの傾きであって、ファンダメンタルズの基本となっているものだ。

3月1日の英製造業PMIが大幅に下方乖離してポンドが大きく売り込まれたというのは、
シーソーがまだ緩やかな傾き、若しくは均衡にあった状態から、ポンド売りサイドに人々が殺到し、
ポンド売りサイドに乗る人々がようやく落ち着いて、底値圏で張り付いたという状態だ。

そしてこんな状態で3月5日の英サービス業PMIを迎えた。
かなりの人々がポンド売りサイドに乗っている状態だったので、少し良かっただけでも皆一斉に跳び出した
結果、+0.8の乖離だけで10分間で70pipsの上昇。
チャートもどことなく焦って人々が出ているようには見えないだろうか




相場参加者が未だ英経済に対しては著しく悲観的な見方をしている中、3月7日にBOE会合があった。(上)
市場予想は4分の1程度の確率でQE枠の増額
結果はQE枠(APF)据え置きで、ポンドは大きく買い戻される事に


この"市場予想"というのはそもそも何か。
経済データやニュースというのは、通信社と呼ばれる会社が集計・配信・速報を行なっている。
ロイターブルームバーグ、クイック、MNI、CQGなどがその代表だ。

例えばブルームバーグではこのように、様々な銀行やリサーチ会社が発表した予想を集計して出している。



これが市場予想の根幹であり、ここで出た予想の中央値が指標の予想データ値になる
375億ポンドでBOEがQE枠据え置き、というのは29/39人≒74%織り込み済み、という事だ。
この織り込み済みの数値から乖離した結果が出ればサプライズとなり相場が動くことになる。

74%据え置き予想だったが、最近の英経済の弱さからBOEが追加緩和をするのでは、と考えていた
人々も多く、ポジション的には74%という据え置き予想以上にポンド売り持ちが多かったのだろう
そのせいか初動で100pipsもポンドドルが買い戻された

・市場予想=トレーダー心理=トレーダーのポジション状況=ポジションの偏り、では無い
・市場予想≒トレーダー心理≒トレーダーのポジション状況≒ポジションの偏りという事になる。

市場予想というのはあくまでも銀行等のエコノミストが出すもので、絶対的なものでは無い
あくまでも予想と乖離すればどちらに動きやすい、という確率的なものだ。
それはテクニカルでも言えるだろう。
例えRSIが80に達したから、といって必ず売られるのでは無く、あくまでも売られやすいだけだ。



ファンダメンタルズというのは確かに最初は取っ付きにくいし、何を勉強していいか分からないのかも知れない。
が、頭の中で理論的に現状の相場が整理出来て、その通貨はどう動きやすいか、というのが把握出来る。
ポンド(英指標、英経済)で例えれば、下記のような事が挙げられるだろう。

・ポンドは今の相場で売られやすのか、買われやすいのか
・ポンドは良い指標に対してどんな反応が出やすく、上下どちらがサプライズとなり激しく動くのか
・最近の英指標からして、どんな傾向があるのか
(・該当の指標の直近3ヶ月、または数ヶ月の動きからしてどんな傾向があるのか)


つまりは、相場観が身に付くという事だ。

プロのディーラーは無論、自分なりの相場観を持っている
相場観を持ってこそ一人前のディーラーというものなんだろう。


何年もこの世界で生き抜くには取引上のリスクを限りなく低くする術を学ぶ必要がある。
勿論、それがテクニカルであっても良いし、テクニカルを否定するつもりは毛頭無い。
だが難しいからと言ってファンダメンタルズを敬遠する事は、自分の可能性を限定する事にならないだろうか。

目の前の材料やポジションの傾きから、どちらにどんな風に動きやすいか、という事。
それがどれだけ取引に際してのアドバンテージとなるか
それを不要、なんて聞くと、ただただ勿体無いなと思ってしまう。


最後に、よく耳にする事がある。
トレードがつまらない、トレードは苦痛、トレードは生活する為に義務的に行なっている、という事。

取引サインが出たら取引する、というのは確かに何年もやればつまらないし飽きて当然だろう。
ファンダメンタルズではそんな事は無い。

昨日何があったから今はこんな相場だ。
最近の英指標はこんな感じだからこんな風に動きやすい。
あの材料が出てくれば一気に買い戻されるだろう。

こんな情景が日々変化していく
もう専業トレーダーで7年目になるが、飽きるという事が未だに分からない。
自分で情報を整理して推察し、更にリスクが軽減出来てまた一日でも長くトレーダーとして生き残れる。
自分の相場観が当たれば素直に嬉しいし、結果が出て更に嬉しい。
こんな忙しくも充実した日々で、何に飽きる事があるだろうか


FX初心者の人。
中級者で更に成功したい人。
そして取引サインが出てクリックするだけの日々に飽きている上級者。

今日から、ファンダメンタルズを勉強してみませんか?
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トレーダーとして成功するには。
2012-05-28 Mon 02:27

上から目線にならないよう、今日は敬語主体で。

まず、何故このブログを始めたかを説明しておきたいと思います。
BNFやcis、それに歴史に残る投資家は非常に優れた頭脳を持っていますが、僕は持ち合わせてはいません。
日々勉強して、日々相場と向き合って経験値を積み、その経験をより脳に刻む為にはチャートを保存したり、
動画キャプチャーを撮ったり、また文章にして脳みそを整理する事で、常に学ぶ姿勢を保っているつもりです。
他人に相場感を披露してお金を稼ぎたいからでは無く、あくまでも自分自信の勉強の為に続けています。
生粋の天才であればそういった事は必要無いかも知れないですが、そうはなれませんでした。

本屋で「○万をFXで稼ぐ」なんて本を手に取り、指標であれだけ動くのであれば簡単に利益を出せると盲信し、
意図も簡単に原資を日々減らし意気消沈し、そこまで切羽詰まってようやく本気で勉強を始めた一年目。
RBNZが金利を上げたというニュースをFX WAVEで見て、ロングしか無いと馬鹿みたいに確信して100枚張り、
その後RBNZの金利先高感が声明文で打ち消され、あっという間に70pips逆行して吠えたりしていました。
会社員と言う職業に全く魅力を感じず、思い切りだけは良いので専業トレーダーとして生きていく道筋、
悪く言えば、失敗すればニートとして堕落する道を着々と辿っていた為、それからは本当に必死でした。
起きて即パソコンで情報収集、昼も夜も深夜もありとあらゆるサイトを巡り、寝ようとするも将来の不安から
安々と眠る事も出来ず、何とか生きる手段を見つけようと、それは今の比では無い程がむしゃらにやってました。

その時の相場感や理解力は、今思えば本当に悲惨なものです。
特に1年目の時は、市況2の本スレや初心者スレで質問をしたり、上手くいかないと嘆いていました。
また、検索の仕方や、情報の仕入れ方というのも、今に比べてかなり稚拙なものだったと思います。
買っている投資家の手法を検証したり、単に有名なテクニカルを検証して組み合わせてみたり。
まぁよくある話で、99%のトレーダーが辿って失敗する道だと思います。

大まかに言えば裁量派とテクニカル派に分かれると思いますが、結局テクニカル派なんて言葉は、
完全にシステムを組んで裁量の余地が一切無いシステムトレーダーにのみ与えられるものであって、例えば
200日移動平均線を使っているからと言って、それが何を意味しているかというものは個人の経験や能力に
大きく左右されるもので、テクニカルを使っていても裁量トレーダーの域を全く脱していないと考えています。
つまりは、テクニカルを表示させてトレードしているからと言って、トレーダーはテクニカルインジケータそのもの
を見ているのでは無く、テクニカルを通して相場をフィルターして見ているのであって、結局は裁量の余地が
大きく、その裁量(相場感や経験、相場の方向性やコンセンサスを汲み取る力)を養う必要があると思うんです。

今の時代、知らない単語があればGoogle先生のおかげで簡単にその意味を知る事が出来ます。
英語であってもGoogleやExcite翻訳である程度は理解出来るし、書店にはFX関連の書籍が溢れ、FX業者は
こぞってセミナーを開催しており、2ちゃんねるや海外のフォーラムなんかでも簡単に質問が出来ます。
レバレッジ規制が施行された分、以前よりは少額からの成功が難しくなった事は否めませんが、昔みたいに
ドル円のスプレッドが5銭ある訳でも無く、サーバーダウンも稀で、情報も格段に入手しやすくなっているでしょう。
それにも関らず、少なくとも表舞台に突出して成功したFXトレーダーが出てこないのは何故か。
僕としては、人間の本質として怠ける傾向があり、悪い言い方であれば楽をしようとしているからだと思います。

分からない単語があれば、Googleや市況2、各種FXサイトで元ディーラーの方に聞いても良いでしょう。
まずは自分で調べ、分からなければ恥を忍んで聞く事、実に基本的ですが、一番大事な事だと思います。
うまく情報が見つからないのであれば、発想を転換して検索方法自体を変えてみたりする事も大切です。
単にタイプして検索するのではなく""を使って完全検索、site:でサイト検索、期間の絞り込みも良いと思います。
僕は疑問があれば、市況2で聞いたり、Klugで連載をしていた頃は水上さんにしょっちゅう質問をしていました。
日本語で良い情報が無ければ英語で検索をし、既に消えている情報を知りたければArchiveを検索し、
2ちゃんねるの過去ログも見て、とにかく貪欲に探究して吸収していく姿勢、それが大事なのではないでしょうか。
無ければ無いと諦めるのは簡単ですが、安西先生の言う通り、「あきらめたらそこで試合終了」なんです。

また、トレーダーというものは実に孤独な職業で、プロでもアマでも、誰が教えてくれる訳でもありません。
上記のディーラー烈士伝という、第一線で活躍したディーラーへのインタビュー録が個人的に凄い好きで、
多いに参考にもなったのですが、誰一人として安々と簡単に成功したディーラーなんて居ません。
自分で壁に直面して、それでも相場が好きで相場を離れず、自力で乗り越えてきた猛者ばかりです。
法外なお金を払って受講するようなトレーダー養成塾であれば別だと思いますが、経済新聞や各種
マーケット関連ニュース、初級者向けでは無い本等は、その人の能力に応じて文体を変えてはくれません。
相場も同じで、初心者が稼げるような介入相場みたいなものは、年1回あるかどうか。
義務教育でも無く、この職業を自分で選んだ時点で、もはや自分が成長する意外に選択肢は無いんです。
稼げないからと嘆いても、分からないからと叫んでも、誰が助けてくれる訳も無く、常に1人なんです。
過酷な事実ではありますが。
それでもこの道を進む人が絶えないのは、相場の魅力と、自分次第で無限大の可能性が広がるからでしょう。
勿論、自分次第と言いつつも運が絶対的な要素である事は否定しません。
僕もリーマンショックが無ければ今の自分は無かったと断言出来ます。

取り留めの無い文章に終始してしまいましたが、少しでも自分の考えを理解して頂ければ有難いです。
こうやって無機質で堅いブログを続けているのは、継続的な勉強という目的の他に、良いトレーダーと
巡り合いたい、良いトレーダーと巡り合って自分もより成長したい、との意思があっての事です。
幾ら相場でやられても、結局は常に変化して掴みどころが無く、飽きがこない相場を追い続けるのが
楽しく、一生の糧としてやっていこうと決めているので、そういった同じようなトレーダーに巡り合ったり、
僕の書いた事が少しでも他のトレーダーの成長に貢献するのであれば、それはこの上無い幸せです。
随分と味気の無いブログ(とtwitterも)ですが、どうぞこれからもお手柔らかにお願いします。

また最後になりましたが、日頃お世話になっている方々、今後とも御指導御鞭撻の程、宜しくお願いします。




うむ・・・ちょっと堅かったかな(´・ω・`;)
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落合博満とトレード
2011-11-30 Wed 05:10


近年、西武の黄金期を支えた森祇晶以来の名将だったであろう、落合博満。
彼の名言はほとんど、トレードにも、仕事にも通ずるものがある。


    →ド派手なトレードよりも、当たり前に勝てるトレードや堅実な損切りを普通にやるのが一番。

    →自分の個性を知り、それにあったトレード方法をすれば良い。

    →ポジショントレードからスイング、デイ、スキャルピングまで全てをやる必要は無い。

    →トレードでは己が全てで、個人の場合は全ての事を能動的にやらなくてはならない。
    つまり、自分自身が指導者であり、選手。
    例え負け続けても大幅にアゲインストでも、自分のトレードを放棄せず責任を持ち、
    日頃からきちんと頭で考えてトレードする習慣が無ければならない。

    →知り合いでも、稼いでいる人=頭が良い・天才では無く、得てして能動的に実行する人が成功している。

    →頭で考える事も、リスクを想定する事も無くトレードする人は、ダメなトレーダー。
    一時大きく稼げても、それが長続きする事はまず無い。

    →理論武装しようが、稼ぐ事がトレードに置いて何よりの本質。
スキャルでも、デイトレでも、シストレでもトラリピでさえも、自分に合っていて成功すればそれが正解。
スプレッドを考慮してスキャルピングが如何に無駄な取引かを論じられても、それで成功すればそれが正解。

    →悔しい時に悔しいと思える心、失敗から学ぶ事、考える事が大事。



チャートを見たり、セミナーに行ったり、ブルームバーグを見ただけで、やったつもりになるのは実に簡単。
けれども、実はそういった便利な物が、トレーダーに必要な能動性と分析力の妨げになっている事が多々ある。
商材やセミナーに対して、どうやってエントリー・イグジットして、どう利益を上げるか、という100%固定化された
手法を求めるトレーダーが多いのは残念な事だが、実際重要なのはそこに至るまでのプロセス。
What for、When・Where at、Which currency pair、Why、そしてHow、という事。
(Whoは、個人投資家であれば自分しか居ないので省略。
例えば、何故この条件でエントリーするか、いつどこでエントリーするか、このインジケータは何の為のもので、
相場のどういった具合を現しているのか、どの通貨なのか、そしてどうやってエントリーをするか、といった具合。

考えるというプロセスは実に面倒なものだし、刻一刻と動いている相場ではその隙はなかなか無いし、
そもそも自ら考え、自身を律しながらトレードするという事は尋常ではない程疲れるものだ。
だけれども、それが成功への近道なのは落合氏が言う通り、間違えの無い事実。
たまに、何故ブログをやるかと聞かれる事があるが、僕自身も毎日毎日勉強の身で、天才とは違い
覚えが悪いので、こうやって文章にする事で考え、自らの物にしようという努力の一つという事でやっている。
それでも、なかなか身に付く物では無いから、継続的に反復するしか方法が無い。

最後に、また別の意味で納得し、実践しようと思った落合氏の名言と、2ちゃんねるの有名なコピペを。


超お金持ちで、顔もかなりいい男と3年近く付き合ってた。
ある日、大切な話があるといって呼び出され、「ついにプロポーズかな?」と胸をトキメかせたものの、
いつもは高級レストランなのに、その日はなぜかファミレス。
他愛もない話を少しして、彼が突然こう切り出してきた。
「実は事業が失敗して、かなりの額の借金を抱えてしまったんだ。」
幸せ一杯だった私の頭はパニックを起こし、それ以降の彼の言葉を全然覚えてないよ。
帰宅後、彼から電話があり、これからも変わらず付き合っていけるよね?と聞かれたけど、私はなんだか怖くなって
「今は私のことより事業を立て直すことに専念して欲しい」と思わず言っちゃった。
それ以降彼とは疎遠になり、結局別れてしまった。
それから2年くらいして、友達からその彼が結婚したのを聞いた。
それよりショックだったのは、彼の事業は順調そのもので失敗などしていないと聞いたことだった。
私もしかして試されてたのかな?(つд∩) ウエーン
好きだったのに、どーして支えてあげようと思わなかったんだろ。
でも、こんなのってヒドイよ!
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ディーラー烈士伝 THE FxACE Part.1
2011-09-10 Sat 20:23

http://forexpress.com/trader/tfx.html

FOOREXで連載されている、香澄ケイトさんの元プロディーラーへのインタービュー。
FOOREXは毎日欠かさず見ているが、この連載は秀逸。
そこらへんの書店で売っている「毎日がお小遣い」「○○万儲ける」「○○分析で勝つ」みたいな本を
1000円やら2000円出して買うのであれば、このインタビュー記事を見た方がはっきりいって100倍役立つ。
何より、インタビューの対象者が素晴らしい面々で、そこらへんで胡散臭いセミナーをやっている連中では無い。
一流の銀行で、それなりに活躍をしてきた人々ばかりだ。
尊敬する水上さんや西原さんへのインタビュー記事もある。
(以前も書いたが、水上さんのコラムは数年分全てを読む価値がある。http://www.gci-klug.jp/mizukami/
 また、西原さんの相場の材料を見る目は凄い。http://www.saza-investment.com/fx-club/nishihara/

少々先人の考え方を抜粋させて頂きたい。


Vol.1 中山 恒博 氏・後編
儲けられるディーラーは、臆病でありながら、儲かっている時には早目に利食わない勇気と、損している時に早目に損切りをする勇気を資質として持っていると思う。
相場もまさに今どの程度ガスが充満しているかということを肌で知るということ

Vol.2 酒匂 隆雄 氏・後編
ディーラーとして長生きできるかどうかの分かれ目は、どれだけ損を小さく抑えられるかに掛かっている。
熱くなった時点で負けるから、とにかく冷静さを維持できる仕掛けを作っておかなければならない。

Vol.3 大倉 孝 氏・後編
頭の方はある程度は普通にあるのが前提なので、残るは体力勝負だ。他には、精神的に安定している、集中力に長けている、記憶力が良い、勝負事に強い、人間洞察力に優れているなどが挙げられると思う。
損切りはいくら以上はやられないようにと、元々バジェットの範囲内で自分が設定するものだ。いくらまで儲けたいというのは、逆に言えばここまでやられたらそれで終わりと言うことになる。そう考えれば、おのずとポジションの枠が決まってくる。

Vol.4 久保田 進也 氏・後編
何よりも健康でなくては長続きできない。また、優れたディーラーに共通するのは集中力と決断力を持っているということ、そして常に前向きでいられることだ。
プライドのある人はダメだ。自分に持っているのは構わないが、人に対して自分のプライドを見せつけるのではなく、ある程度捨てて、フレキシブルに動ける人でないといけない。勝ちを吹聴する人を、本当のディーラーは非常に冷たい目で見る。負けを負けとして認めることができて、それを笑えるぐらいの人はすごい。
ディーリングの決断までは1秒しか許されてないと思っている。1秒の決断力を発揮するための準備が非常に大切だということをものすごく感じる。

Vol.5 高橋 征夫 氏・後編
ビジネスである限り、継続し、かつ次第に利益を大きくしていかなくてはならない・・・ディーリングを継続し、かつ次第に利益を大きくできないのなら、為替ディーラーとしては向いてないということになる。
ィーラーは絶えずこの天秤の軸をしっかりとさせておいて、皿の上にそっと乗せられた羽一枚の重さを敏感に感じ取れるようにしておかなくてはいけない。そうすればこの羽一枚が乗せられる前と乗せられた後の微妙な差を感じとることができるのだ。
まず言えることは、この世の中にカリスマディーラーは存在しない。僕を含めて誰もここから先が見えないのだ。それを見えるようなフリをしている人は嘘をついている。
どうすればツキが良くなるかは、一生懸命やることが最低条件になるが、だからといって、一生懸命やれば、必ずしも良い成果が生み出せるわけでもない。ツキをなくすことは簡単で、自分の腕前を吹聴し出すと、不思議にツキはなくなりスランプに陥るケースが多い。

Vol.6 宮崎 晃一 氏・後編
ヤンキーな連中は、西部開拓史をやった人達だから、彼らは地雷に引っ掛かるけれど、その後をまた踏み越えてどんどん行くから、大相場が取れる。農耕民族は勇気が足りないのだと思った。

Vol.7 上原 治也 氏・後編
ディーリングは個人の資質に依る事が極めて大きい
人間は失敗を糧に成長する。ミスをどう次に活かしていくかが、その人の成長に繋がる点は為替の世界でも同様だ。何度も同じ轍を踏むような人は為替には向いてないかもしれないが、一度や二度ぐらいのヤケドはどうってことないのだと思う。
やっぱり、once a dealer , always a dealer .なのだ。

Vol.8 佐藤 三鈴 氏・中編
常に挑戦させられていたのは、マーケットの動きの中で、自分の意思に従って、自分がどう動いていくかということでした。そのときに、買うと決めたら、優先順位で瞬時に行動する。どこの銀行からプライスをもらうのが一番良いのか、あるいは、マーケットのブローカーを叩いたほうが良いのかなどを、一瞬の反射神経的動きで行うのです。そしてまた、その結果がすぐ出る世界なのです。実際、こういった一瞬でのアクションを身につけられなければディーラーとしてはやっていけません。

Vol.9 大熊 義之 氏・後編
現在は、為替介入をまったくやらなくなっていて、それは、やっても動かないと思っているからなのだろうが、決してそんなことないはずで、やりようではないのだろうか。
ディーラーは、切り替えが早く、前向きに行動する人の方が良い結果をもたらしているように感じられた・・・おかげで僕も、こと仕事に関しては、スパッと割り切って考えられるようになり、やはり前向きに生きていかなくては、人生は楽しくないなと思うようになった。

Vol.10 藤井 和雄 氏・後編
為替は、海面にほんの少しだけ出ている氷の部分だとよく比喩的に言っている。海面下の氷塊がどの程度大きいか、形状がどうかは海面上の氷片に凝縮されている。・・・経済、政治、社会、などの様々な現象の凝縮されたものが、為替となるのである。したがって為替の動きを見れば、世界が見えてくる。為替を知ることは、世界を知ることに通ずる。
いろいろ積み上げて理詰めで考えていくタイプの人間にはまず向かない。変数が多いし、ダイナミックだから。絵画鑑賞のように、一瞥で絵を読み取る、水平思考型のほうが合う。
バーナード・ショーの「He who can, does. He who cannot, teaches. (できる者は自分でやる。出来ない者は人に教える)」ということわざになるほどと頷く節がある。


結構な量を抜粋して香澄ケイトさんには申し訳ないのだが、これ程為になる特集は無いと思う。
ボイスブローキングやテレックスの時代で、今とはボラティリティも違ったにしろ、先人に学ぶ事は実に多い。
というのも、マーケットというものは相場参加者の心理で、歴史は常に繰り返す物である。
アルゴリズム取引が増えてはいるものの、その仕組みを作っているのは所詮人間。
1730年の堂島の米取引から、本質という物は変わっていないと思う。
だからこそ、一流の銀行で活躍された方々に学ぶという事で、きっと個人でも生き延びる事が出来るはず。
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指標相場アプローチ法③ 最大変動幅を探る
2011-06-19 Sun 22:04
2. どれ程変動する可能性があるかを探る



常にモニターを目の前にしてダラダラとトレードしても、恐らく良い成績は残せない。
余程のIQと集中力が無い限り、適度に休憩を入れて、俯瞰で相場を見た方が良い。
指標の重要度を知れば、いつどの指標でトレードをすれば効率的かより知る事が出来る。
健康面からして、また精神衛生上、トレーダーとしてそれは重要な事でもある。

その重要度を計る上で大事な点は、最近のその指標の変動幅。
海外サイトでもかなり有名なForexPeaceArmy(以下FPA)のサイトが一番役に立つだろう。
ForexNewsCalendarには、今週の指標一覧と、重要度、更には過去の変動のチャートまで載っている。
アーカイブとして残っており、ここ数年の指標の1分足での変動が見れるので、かなり便利。

☆が重要度を表しており、その隣の数字の上にカーソルを合わせると、直近数回の変動幅が見れる。
ただし、この重要度も、あくまでもFPAの主観なので、鵜呑みにはしない事。
BOE議事録が☆3で本邦CSPI y/yが☆2なんて言うのは、相場への影響からして有り得ない。
更に一番右の赤丸で囲ったアイコンをクリックすると、その指標のアーカイブへと跳べる。
そこで数年前~前回の変動のチャートが見れ、変動幅もチェック出来る。

数年前からの、毎月発表される指標であれば50~60個のチャートを見る事が出来るが、
指標が相場に与える影響というのは相場によって変わる為、何も4年前のものを参考にしなくても良い。
過去半年からの直近6か月分、特にここ2、3回のを参考にすれば十分だと思う。
リーマンショック以前の2007年など、カナダ雇用統計は一瞬で100pipsも変動するような、
非常に破壊力が高い指標だったが、ここ最近はそこまでの反応は見られなくなった。
ここ最近の値動きを見ても、瞬間的に100pipsの変動を覚悟する必要は無いと思われる。
せいぜいショッキングな内容でも、初動で50pips程度が限界。
10分以内に取り合えず一回高値・安値を付けるとしても、70pips程度だろう。

70pipsと想定すれば、そこからの戻りも計算出来る。
23.6%とすれば、16pips程度で、スプレッドを入れると13pipsだろうか。
資源国通貨はMAが抵抗と成り易いので、それ以上、例えば38.2%や50.0%まで引っ張るのは無謀。
それならば、23.6%まで数pipsを取り、そこからMAタッチで順張りが正攻法だろう。
ここまでの計算は予め必要とは思えないが、こんな風にある程度頭に入っていれば、対処も出来るはず。
結果が予想とほぼ同等だった場合、少し乖離した場合の反応も、調べてみると良いかも知れない。

ちなみに、FPAのアーカイブを見てみると、実に面白い。
例えば英公共部門ネット負債という指標があるが、数年前は全く無視されていた指標だったものの、
最近は結果が予想と50億ポンドでも違えば、それなりの変動をし始めている。
その理由は正確には分からないが、恐らく緊縮財政まで始めている英政府の負債総額が、そろそろ
債権トレーダーにも無視出来ない影響を与えていて、UKギルトの変動でポンドにも影響があるのだろうか。

そういった推測・仮定をする事は、トレードにおいても大事だと思う。
それが想定に繋がり、とっさの場面においても焦らず、確実に相場に対処するという事に繋がっていく。
幾ら過去の指標時のチャートを見たところで、検証して、更に頭で想定出来なければ単なる徒労に過ぎない。
受験勉強が出来たところで実践で役立つはずが無く、結局は相場の世界も応用力が肝心。
付け焼刃の記憶などすぐに忘れてしまうもので、そんな心構えで相場で通用するはずが無い。

ただし、現実は"受験勉強"さえ出来ないトレーダーが圧倒的に多い。
一回、せめて二回授業で習った事を、次に思い出せなければ、いつ覚えるのか。
特にFXという物は、数万円からでも始められ、敷居が低い為、相対的に意識も低いのかも知れない。
だが相場は常に冷酷で、そういった者に対しては損失や退場という現実を突きつける。
ここで言う現実とは、突き詰めれば現実の意識の低さ、という事。
それに気付けば改善の余地があるだろうが、80%の人間は気付かない。
相場のせい、どこかの要人のせい、指標のせい、で終わる。
元プロのコラム、色々な検証サイト、ブログ、それに日々入ってくる相場関係のニュース。
自分では読んで学んでいるつもりでも、読み流しているだけで、いつまでも学生気分という事はないだろうか?

資本主義社会だから? ・・・ いやいや、チャンスは常に溢れている。
FXはギャンブルだから? ・・・ それなら、薦められた投資信託を購入するのは投資なのか。
運や環境が悪いから?・・・ 確かに相場の運や元々の資金量は関係あるが、それが成功の主要因なのか。
バー○ンキのせい? ・・・ 事前に調べてその時にトレードは避けれた。八つ当たりは可愛そう。余計にハゲ(ry

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