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投資本を買い漁る人に伝えたい事 - 続マーケットの魔術師より
2013-07-14 Sun 23:44

先日twitterで、投資本を買い漁って投資方法を探すような人はどこかベクトルが違うし、それと同じように
トレードして同じような利益をずっと出せるはずが無い、と呟いたところ、思いの外共感した人が多かったようだ。
それと同じような事がパンローリング社が先日出版した「続マーケットの魔術師」に書かれていた。
上手くまとめられているので、その一節(184ページ)を紹介したい。

  ・・・「トレードでの成功に、唯一の正しい道など存在しない。それどころか、マーケットの魔術師が用いるトレード方法はとても変化に飛んでいる。・・・野心的なトレーダーが追求すべきことは、マーケットで成功するための秘訣を解く唯一の手法を探すことではなく、自分の個性に合う手法を探すべきだ。・・・長年にわたって、私は次のような内容の問い合わせを数多く受け取ってきた。

シュワッガー様
見習いを探しているトレーダーをご存じないでしょうか。マーケットの魔術師の一人から学ぶことができるなら、私は無報酬で長時間働く用意があります。

この種の問い合わせは、探求の方向が誤っていることを表している。だれかの手法を模倣しても相場で成功することはできない。彼らの方法が自分の個性に合う可能性はほとんどないからだ。答えは他人の手法を模倣することではなく、自分の手法を見つけることにあるのだ。
ジャック・D・シュワッガー (2013).  続マーケットの魔術師 パンローリング株式会社


投資本を買い、読んで勉強する行為自体は投資家として何ら間違ってはいない
問題はそこから何を学ぶかで、今後どう活かすか、だ。


投資本で紹介されている手法をただ猿真似するならば、子供でも出来る
だが、猿真似では長続きはしないし、成功する確率は限りなく低い

子供と大人の違いは何か。分析力と応用力だ。

他人の手法がどのような思考過程を経て生み出され、何故相場で通用し、場合によっては何故今は通用しないのか
今の相場で通用する・しないに関わらず、この思考過程、分析方法、テクニカルなどが他の相場でも応用出来るのではないか

猿真似という単純作業では無い、論理的な考え方から生み出されるこの分析・応用という行動があってこそ、お金を払って投資関連書籍を購入し、時間を掛けて「読む」という事に価値が生まれる、というものだ。


人間という生き物は、本質的に面倒くさがりで、疲れる事を嫌う。
頭を使うという作業はカロリーを消費するので、それ自体は生存本能として間違ってはいない。

短い専業生活ではあるが、7年この世界を見てきて言えるのは、8割~9割の人間は楽して儲けようとする
だからこそインヴァスト証券採用のシストレ24やFXCMのミラートレーダーが人気を博している。
EAは売れるし(最適化し適切に運用できる人はまた別)、PAMMManaged Accountが流行っている。
が、それらのシステムで数年もの間、ずっと利益を出し続けられるものは1割もなく、下手をすれば1%以下だ。

カロリーを消費せず、楽して猿真似で儲け続けるのは容易ではない。
猿真似が通用する相場で、運良く少し小銭を稼いで止めれるのであれば、確かにそれも悪くはない。
まぁ、そんな冷静な脳があるならば、普通に相場でも生き残れそうな気もするが・・・


食べる物に困るような原始的な生活をトレーダーは強いられている訳ではない。
プロ・専業トレーダーという職業は、数年生き残る事すら難しい過酷な環境で如何に頭をスマートに使い
当たり前のように毎月・毎年勝つ事が出来るかというスタートラインにまず立つ事から始まる。
それが目標なのでは無く、それがスタートラインであり、そうでなければプロ・専業トレーダーとは言い難い。

専業までいかなくとも、長い間マーケットで生き残りたいのであれば、やはり猿真似ではいけない。
物事を上手くなるのに真似は一番の近道だが、それは分析・応用が伴ってこその話だ


取り留めのない文章になってしまったが、投資本を買う前に、それに買って読んでいる最中にでも、是非この事を思い出して、ただ文字を見て読んだ気になるのでは無く、実行に移して欲しい。
必ずしや、自分に合った自分だけの手法を見つける手掛かりになるはずだ。
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