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UK BOE Minutes on February 22, 2012
2012-02-24 Fri 06:36


対象: BOE MPC Minutes
予想: 不明
結果: 7-2 (7 called for more £50 bln while other 2, Posen and Miles supported £75 bln asset purchase)
乖離: n/a

ハト派ポーゼン委員が予想通り£75 blnの増額支持、更にはマイルズ委員もそれに加わり、票決は7-2
ギリシャ問題の波及が極めて限定的な中、2人の委員、特にマイルズ委員まで£75 blnの増額だった事で、
GBP/USDは1.5774あたりから、押し目も作らず断続的に1.57割れまで下落し、UKポンドから逃避の反応。
ロングの投げがあったのだと思うが、それにしても珍しい反応だったと思う。
1.57割れを達成した後は、Fibo23.6%SMA75を越えて、Fibo38.2%SMA100がある水準へ。
数時間後にはSMA200に抑えられて更に下落幅を広げ、1.5650あたりまで下落。

UK10YRギルト1時間足で利回りが0.06%程、この日は高値から0.14%程も下落したので無理は無い。
興味深いのは、この日は全般的に債権↑株→為替→商品↑だったという事。
債権で見れば大幅に買われてリスクオフなはずが、商品はしっかり買われ為替中立
最近は日本語でも英語でも、過剰流動性相場キャリートレードという言葉を目にする事が多くなってきた。
US、UK、EU、そして日本がそれぞれQEで暗に通貨安戦争をしてるツケが回って来たのだろうか。
XAU/USD1780ドルWTI原油108.40あたり、そしてブレント原油は124.10ほど。
12月のLTROあたりからセンチメントが打って変わって、リスク資産に資金が入っている感じがする。
ブレント原油は12月の安値からは20ドルも上昇し、ユーロ建てでは過去最高値を更新。
HFTが相場を牽引しているとも聞くが、AUDNZDなどの高ベータ通貨にはしっかりと資金が流入。
リスク資産全般のチャートが似通っているので、やはり過剰流動性相場でのフローなのだろう。

FTによると、一時のLTRO II での1兆ユーロ供給の見方は無くなったらしい。
MSは€200-500 bln、UBSは300 bln、ウニクレディトは450 blnとの事。
また恐らくイタリア・スペインの金融機関が主に利用すると思うが、市場の反応は複雑かも知れない。
現状、イタリア10年物国債は利回り5.55%スペインの場合は5.05%程で推移している。
前者は2011年10月以来の水準で、後者は今月実に2010年11月以来の水準にも達した
ソブリン危機以前は4%台迄で安定的に推移していたとは言え、これ以上の下落は考えにくい
ギリシャ国債問題でまだまだ紆余曲折が予想される中、5%割れ~5%半ばでの推移は十分だと思う。
LTRO IIで一層の利回り低下があるとは思われず、既に過剰流動性相場が訪れている今、
それが果たす役割というのは、更なるリスク資産への資金流入を促す、という事しか思い浮かばない。
(勿論、イタリア・スペインなどの金融機関は低金利で長期の資金を借入出来て助かるとは思うが。)

EUR、特にEUR/USDへの反応は複雑になる可能性が高い。
イメージとしては、前回のように最初はEUR買い、後にEUR売りだと考えているが、
前回とは違いLTROの額が大きければ大きいほど、BOEのQEの時と同様に捕らえられ、
すぐにEUR売りに繋がる、という可能性もあるのかも知れない。

下のチャートが、前回のLTRO 1 の際のM1チャートと、Fibo。



いずれにせよ、twitterや各ニュース媒体で、LTROへの反応は念入りにチェックする必要がありそう。
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