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Citi ESIから見るQE3の持続性と財政の崖(fiscal cliff)
2012-10-16 Tue 17:26


白線 - Citi Economic Surprise Index US
黄線 - S&P500
緑、ピンク、黄色、赤の期間 - それぞれQE1、QE2、ツイストオペ(導入→延長で継続中)、QE3(継続中)



QE3がどれ程持続し次はいつ頃リスクオフが優勢になるのかを知っておいて損は無い。
というか、これだけボラティリティが縮小している中で、今は夢中になってトレードするよりかは、
勉強や研究をして、再びボラティリティが上昇し、Volumeが増える時に備えておいた方がいいだろう。

上記のグラフは、FedによるQES&P500の価格を表示したもの。
QE1こそ劇的に不安定だった市場には衝撃を与えたものの、QE2からは幾分織り込まれている事が分かる。
およそ追加緩和実施の2、3ヶ月前から織り込みが進行し、それから半年程の効果がある事が見て取れる。
今回は延長されたツイストオペが12月に終了予定で、QE3(QE∞)が期間設定が無いという事もあり、
過去の追加緩和と様相が異なる可能性も大きいが、単純に考えれば年末まで大きな下押しは来ないだろう。
逆に言えば、財政の崖と呼ばれる不安材料が年末から米経済を直撃する事が予想される為、
現在のツイストオペ+QE3は年末までしか市場浮揚効果が無い事が懸念されている状況だ。

財政の崖とは → http://money.smart-ness.net/1433.html
財政の崖についての、ゴールドマン・サックス(GS)の見方 → http://www.zerohedge.com/news/2012-10-06/goldman-not-so-good-bad-and-ugly-fiscal-cliff-scenarios-remain



財政の崖について、GSは3パターンの想定をしており、一番マシなシナリオでも2013年の米GDPは-1.5%程
最悪のシナリオでは-3% ~ -4%ものGDP下押し効果があるとされ、相当にショックが大きいことが分かる。

仮に米議会が財政の崖に対処する為に取り組んだとしても、少なからず-1%以上のGDP下押し圧力は
避けられない状況で、それが実体経済や景況感、雇用に波及する事は想像に難くない。
となれば、ツイストオペが終了する12月財政の崖が大きく顕在化する2013年初頭にも
QE4や何らかの追加緩和を打ってくる、というのが現在のメインシナリオになるだろう。
(QE3は期間が決まっていないオープンエンド型の為、更なる追加緩和はQE4と呼ぶべきでは無いのかも。)
Citi Economic Surprise Indexで見ても2012年末・2013年初頭に山場を迎える可能性が高い為、
ユーロ圏という別の大きな不安定要素はあるが、その頃は米国の動向にも十分に注意したい。
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