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来週の予定 - 遂に運命の週。Taperingがあるのか無いのか。実質的にこの週で今年の相場は終わり。
2013-12-15 Sun 20:49

12/16 (月)
8:50 (JP) jp
日銀短観・大企業 - 動いても5、10pips程度だろう。
10:45 (CN) cn
HSBC製造業PMI速報値 - 前回は-0.4で20pips程AUD/USDが下落。
16:58 (FR) FR
仏製造業・サービス業PMI – 速報値。ある程度乖離すれば10pips程度は動くか。
17:28 (GE) de
独製造業・サービス業PMI - 最近は動かなくなってきているが、20pips程度動く可能性はある。
22:30 (US) us
NY連銀製造業景気指数 – 5-8ポイント程度の乖離が多く、市場も一時的に動意付く事が多い指標。
23:00 (EU) EU_lgflag
ドラギECB総裁議会証言 - EU議会・四半期公聴会での冒頭声明を読み上げる。波乱は無さそう。
23:15 (US) us
鉱工業生産 - 大きく乖離すれば10pips程度動く、といった程度。

12/17 (火)
9:30 (AU) au
RBA議事録 - 先日のスティーブンス総裁のRBA安誘導発言で、A$に関する記述に注目が集まるだろう。
18:30 (UK) gb
CPI y/y - 前回は予想より-0.3%となりGBP/USDは3分間で65pips程度も下落した。
19:00 (EU) EU_lgflag
HICP (CPI) – y/yは前回と変わらずほぼ0.9%予想、m/mは大多数が-0.1%予想で若干0.0%予想も。
  〃  (GE) de
ZEW景況感 – EU HICPと同時発表。ZEWは数秒~数十秒遅れて出てくる事が多いので、複雑な反応になるかも知れない。
22:30 (US) us
CPI – y/yは前回より0.3%改善して1.3%予想。ディスインフレが懸念されているので、予想通りか上振れならUSDにプラスか。
24:30 (UK) gb
カーニーBOE総裁証言 - 貴族院の経済委員会での証言。

12/18 (水)
7:30 (AU) au
スティーブンスRBA総裁証言 - 下院の経済委員会での証言。先週の発言を踏まえA$高牽制には要注意。
8:50 (JP) jp
貿易収支 - 瞬間的に大きく動く事は無いが、10~20pips程度のトレンドが出来る事がある。
18:00 (GE) de
IFO景況感 - 前回は2分で32pips程の上昇、そこからすぐに半値戻し辺りまで戻して停滞。
18:30 (UK) gb
失業率失業保険申請件数 - 前回は失業保険申請件数が大きく減り、2分で50pips程も上昇した。
22:30 (US) us
住宅着工件数、建築許可数 - 大幅にブレなければ5 – 10pips程度の動きだろう。
28:00 (US) us
FOMC - 未だにエコノミスト等の予想は3月Tapering開始も、最近は12月開始予想がかなり多い。要注意。

12/19 (木)
6:45 (NZ) New_Zealand_lgflag
GDP q/q – 0.2%のブレは当たり前でそれ以上ブレる事も多い。大きく動きそう。
18:30 (UK) gb
小売売上高 - 最近の英指標はよく動くので注意。
22:30 (US) us
新規失業保険申請件数 – FOMCを終えて相場はX'mas・年末ムードに。チョッピーな動きには注意。
24:00 (US) us
中古住宅販売件数、PA連銀製造業景気指数 - 後者は乖離幅が大きくなりやすい。

12/20 (金)
-----  (JP) jp
日銀政策決定会合 - 何も期待されていない。最近は発表後に円高になる事が少なくなった。
18:30 (UK) gb
GDP確報値 - 確報値なので動きは鈍そう。
22:30 (US) us
GDP確報値 - 確報値だが米GDPはブレやすいので注意。
  〃   (CA) ca
CPI、小売売上高 - 米GDPと同時発表なのであまり注目されないか。


注目度が高い指標が発表されるのはこの週で今年最後になる
23日月曜日は日本祝日、24・25はX'masなので、FOMC後の急激な流動性低下には注意したい


日銀政策決定会合では全く追加緩和期待は無い
以前はヘッドラインが飛び込んで来た直後に円高に振れやすかったが、最近はそれも無くなってきた。
RBAの様子見姿勢は継続中だが、先週はスティーブンスRBA総裁が異例のA$安誘導発言を行った
それによってA$への言及に注目が集まる事は間違いない

RBA議事録、委員会でのスティーブンス氏証言にはくれぐれも注意したい。
が、市場は十分にA$高牽制を織り込んではいるので、反応は複雑だろう
トーンがいつも通りであればあまり反応しないかも知れないし、逆にAUD買い戻しに繋がるかも知れない。
実際にはいつも通りEUR/AUDがどちらに動くかによってAUDの方向性が決まるとは思うが。


さて、今年最後の最後でどう転んでも大相場になるであろうFOMCが開かれる。
依然としてプライマリーディーラーやエコノミストへの調査では3月Tapering開始が優勢だ
だが好調なNFPや小売売上高を受けて、市場の空気は一変している。
「12月にTaperingが開始される確率は50%」 こんな表現が随分と多くなった。

その主たる理由が、今Taperingを開始しても市場にはあまり影響が無さそう、という事だ。
今月初めに発表されたNFPを受け、早期Tapering観測=株安の反応になるとの懸念があったが、
終わってみれば高値引けで、USD/JPYは上昇、EUR/USDAUD/USDも上昇した

SPX USDJPY EURUSD DXY
ローソク足:S&P、緑:USD/JPY、紫:EUR/USD、赤:ドルインデックス(DXY)

この反応が何を意味したのかのかは正直分からない。
株高、円安、USD安(DXY安)なので、その他 >>> USD >>> JPYと、JPYが一番弱いという事は確かだ。
更にはUSDは対BRLやTRY等の新興国通貨でも弱含んでいたし新興国株価指数もNFP後には決して弱含んではいなかった

この反応からして、Tapering=株安という単純な図式ではなくなったのだろう
JPYは結局リスクセンチメント次第=株の反応次第なのかも知れない
Tapering=USD高、という図式まで無くなってしまったのかはNFPからだけでは全く分からない。


銀行もTaperingへの見方では意見が分かれている
ドイチェや三菱東京UFJは12月Tapering開始を予想。  http://goo.gl/L9JdTg
ドイチェは100億ドル/月の国債買い入れ縮小、更には失業率目標(URT)を6.0%へ引き下げを予想
GSはFEDがタカ派なサプライズを起こさないと予想し、本命3月で1月もあり得るとのスタンスhttp://goo.gl/jh73wB
Tapering開始の際にはフォワードガイダンスの強化があるとの意見で、URT6.0%への引き下げを予想

モルガン・スタンレーはもはや12月・1月・3月の議論が問題では無いというスタンスhttp://goo.gl/VFo0Nm
ベースシナリオはURT6.0%への引き下げでよりハト派な場合は5.5%への引き下げも有り得るとしている。
クリーブランド連銀のエコノミストCPIフロアを提唱し、1.75%が良いとの提言http://goo.gl/VruXfy
また、前回のFOMC議事録では超過準備預金金利(IOER)のカットに関しての議論があった事が分かっている。
PIMCOのEl-Erian氏はTapering開始と同時にIOERのカットを予想

1月Tapering開始予想のUBSは以下の様なコメントを残している。
・TaperingやQE終了までもが既に織り込み済みな可能性
・19日FOMCでは1月か3月のTapering開始に向けてのヒントが示される
・その場合、AUD・CAD・北欧通貨に対してUSDが強含むが、GBP・EUR・CHFなどは抵抗を見せるだろう
・予想よりハト派だった場合は市場はよりネガティブに反応する可能性 (不透明感が強まる為?)

その他特筆すべき事としては、野村の調査では37%が12月Tapering開始予想GSは2014年にUSDが弱含むと予想
Taperingの時期に関して、またURT引き下げやCPIフロア設定などのフォワードガイダンス強化、更にはTapering開始で
引き締めの思惑をオフセットする為のIOERカットなど色々な予想が入り混じっており、正直なところ複雑極まりない
なので遅くてもTapering開始は3月とほぼ決まっているので、極端な例だけを挙げてみたい。

・12月Tapering開始、URT6.5%据え置き、CPIフロア無し、IOERカット無し → USD高、株安?
・3月Tapering開始、URT6.0%または5.5%に引き下げ、CPIフロア1.75%導入、IOERカット → USD安?、株高?、JPY安?


より早期のTaperingでフォワードガイダンス強化策を何も取らなければUSD高株安、その反対ならばUSD安株高、という事だ。
実際にはその中間くらいに落ち着く方向になるのだろうが、反応は極めて複雑になるのだろう
12月にTapering開始の可能性は現段階で低いが、Tapering開始に向けて必ず何かあるという事は確か
年末で流動性がかなり落ちているので、極端な反応や急激な切り返しにはくれぐれも注意してトレードしたい



※ざっと予定を組んでいるだけなので、時間が間違っていたり予定が抜けている事があります。
 その場合はコメントやtwitterで御連絡を頂けると助かります。→ @kuroneko_island


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別窓 | 来週の予定 | コメント:6 |
<<毎年恒例のSaxobankによる「トンデモ予想」。2013年はどうだったか。 | 経済指標研究所 by 黒猫アイランド | 来週の予定 - まったりとした週。年末に向けてどんどんと値動き、流動性が減ってくる。>>
この記事のコメント
リンク先のBI記事を読んでたらhootersの動画を見つけて、ついつい見入ってしまいました。
http://www.businessinsider.com/hooters-waitress-stories-2013-11
個人的にどうも外国人の女性は苦手なのですが、やはりこの点は相場で戦う上で克服すべきでしょうか。
2013-12-15 Sun 21:51 | URL | #- [内容変更]
緩和縮小は12月なのか、1月なのか、3月なのか・・・。ドル円も104手前で跳ね返されたあたりやはりFOMC次第ってことなんでしょうね。。。しかし最近のニュースは「緩和縮小観測で円安」とか「緩和縮小観測で円高」とか、どっちなんだよ!って感じですw
2013-12-15 Sun 22:26 | URL | #- [内容変更]
>外国人の女性
僕もやっぱり日本人の方が良いです・・・。性格的に合うし落ち着きます。

>緩和縮小
本当にそうだと思います^^; 円安・円高の原因が一言で表せるようなシンプルな相場では無いですよねw FOMCで〇〇なら円高、円安というコンセンサスが無い今、とにかく大きく動くであろうイベントをただ迎えるしか無いんでしょうね。久々に頭を抱えるような面白いイベントです。
2013-12-16 Mon 01:46 | URL | 黒猫アイランド #- [内容変更]
こんにちは。
「来週の予定」いつも参考にさせていただいてます。

ひとつ疑問なんですが、
16:58 (FR) FR
仏製造業・サービス業PMI
17:28 (GE) de
独製造業・サービス業PMI

今回の発表は17:00,17:30に2分ずつ遅れてませんか?
私の知ってる指標カレンダーがいつもは28分になってるのに今回は30分発表になってまして。。。

http://jp.investing.com/economic-calendar/

宜しくお願いします!
2013-12-16 Mon 11:54 | URL | ぽぽ #- [内容変更]
Re: タイトルなし
>ぽぽさん、

遅くなりましたが、ロイターで見てみてもやはり58分、28分になっています。
ロイターだけには2分早く発表されるので、恐らく合っているかと思います。
2013-12-16 Mon 16:45 | URL | 黒猫アイランド #- [内容変更]
コメントありがとうございます。

黒猫さんのおっしゃる通り58分,28分
発表でした。

有難うございました。

またコメントすることもあるとは思いますが、
宜しくお願いします(´・◡・`)
2013-12-16 Mon 17:44 | URL | ぽぽ #- [内容変更]
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