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【更新】メジャー通貨の現状まとめ。中長期の見通しを整理してみる。
2013-11-14 Thu 03:55

【JPY】
・大規模緩和の影響で円高にはなりづらい
・未だリスク回避先としては一番で、株安時には買われやすい
・日経平均買い、円売りではセットになりやすい
・来年3月の消費増税辺りに追加緩和の可能性が残る
・最低でも向こう5年程は金融引締めの可能性が限りなく低い

【CHF】
・対EURで1.2000のフロアは未だ健在
・9/12時点で13/15人のエコノミストは2014年末かそれ以降までフロア維持予想
・欧州債務危機がかなりの規模で再燃しない限り、CHF買いは限定的

【CAD】
利上げバイアスは残っているが、低成長が続いている
 ※10/23のBOC会合声明で利上げバイアスを削除
プライマリーディーラーは2014年Q4の利上げを予想
 ※11/6時点で利上げ予想次期が2015娚Q3に大幅後退
・最近は原油高が落ち着いてきており、CADにはマイナス

【EUR】
・信用は一度落ちる所まで落ちたので、今後余り落ちる余地が無い
・OMTという一度も発動していなくとも核兵器並みの威力を持つ武器がある
・最近は南欧諸国も景気回復の芽が出始めていて、雰囲気は明るい
多少の追加利下げ、新LTRO実施余地は残るも余程逼迫しないと実現しなさそう
 ※11月ECB会合で25bp利下げを行い、実質的なゼロ下限と見られている
・残りの弾薬(追加緩和の手段)が乏しい=EURを売りにくい=底堅い
・1.37 – 1.40辺りになると欧州高官からEUR高への懸念が出やすい
プラート理事が11/13にマイナス金利・QE導入の可能性について示唆

【GBP】
・現在、追加緩和を必要と思っている理事は0名
・最近は景気回復が著しく、エコノミストの大半は成長を維持出来ると予想
・対USDではここ2年程の高値圏だが、対EURではそうでも無い
・デール委員が先日twitterで答えたように、よってGBP高懸念は現在見られない
・BOE予想より1年早い2015年後半の利上げ開始を市場は期待している
11/13のインフレレポートで41%の確率で失業率が来年末までに7%を下回ると指摘
・となると市場の期待以上に利上げが早まる可能性がある

【AUD】
・一時期より中国経済への懸念が後退している
・中国翌日物レポ金利の急騰、上海総合指数の上値切り下げなど、中国要因は不安定
BofAMLの11月FM調査では現在中国ハードランディングが最大のテールリスク
・株高が続いている時は高ベータ通貨の代表格であるAUDは選好されやすい
・現在RBAは過去最低金利まで引き下げた後、完全に様子見姿勢
・RBA理事達はAUD高によっては利下げも持さない考えで、小幅な利下げ余地は残る
・AUD高が最大の懸念で、進行具合によっては口先介入や政策行動も有り得る

【NZD】
2011年高値までは300pips程度あるが、NZD高への懸念はあるはず
RBNZ金融安定化報告ではNZD高懸念が若干トーンダウンしたように見られる
 still overvalued → elevated
・2011年高値の0.88ドル台に近づくに連れNZD高牽制は出るはず
・住宅市場の過熱から利下げ余地は無いに等しく、来年からの利上げを明言している
・過去に口先介入やNZD売り介入を突然実施した実績が何度もある
・Westpacは4月に利上げをすると予想、JPMはQ2と予想

【USD】
・政治に振り回されTapering実施時期が未だ不透明な状況
・だが遅くとも来年春までにはTaperingが始まりEasingからAccommodationへ移行
・失業率6.5%到達時期は2014年後半と2015年の二つに分かれている状況
10月政府機関閉鎖の影響を感じさせないような好調な米指標の発表が続いている
10月分NFPを受け、6ヶ月NFP平均値は9月FOMC前の水準以上に回復
・金融引締めを印象させる行動を取るのは恐らくメジャー通貨国で一番早くなる
14日24時~のイエレン次期FRB議長の公聴会が鍵になる
イエレン氏はハト派として知られるが、一方で来年はかなりタカ派な2名が投票権を持つ



現在の追加緩和余地: JPY >> EUR > AUD > CAD、CHF > GBP > USDNZD
通貨高の容認姿勢: CHF > JPY >>> AUD、EUR > NZD > GBP > CADUSD

中期的に買われやすい通貨: USD、NZD、GBP
中期的に売られやすい通貨: JPY、AUD


依然として妙味が有るのはやはりJPYショート
シンプルに考えれば、特に引き締めバイアスのある対USD、NZD
CADは引き締めバイアスを削除し、一転ニュートラル。
利上げ次期が前倒しになりそうなGBPでも株高、円安シナリオでは悪くないと思う。
追加施策が無い限りEURの下値は限定的だが、ここに来てマイナス金利やQEの話も。
不透明さが増したのは確かで、EURロングの妙味は一気に薄れたかも知れない
AUDも商品下落や中国の不透明さ、早期Taperingへの思惑から売られやすい。
鉄鉱石価格は安定しており、今のところは安定してレンジ内での推移。
Taperingが現実の物となると、EM売り+株売り+商品下落でAUDはかなり脆弱に。
Taperingの実施時期の不透明さ米議会の再度の混乱という要因は残るが、それも
遅くて2014年春までで、早期Taperingへの思惑からUSDはかなり底堅いだろう。

USD、NZD辺りは来年Q1、Q2辺りにほぼ確実に、実際に引き締め行動に
年末~来年初めからは対USD、NZD後半には対GBPでのトレードが熱くなりそうだ。

※全て個人的な見解です。


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<<来週の予定 - 気の抜けそうな穏やかな週。FOMC議事録だけが波乱要因。 | 経済指標研究所 by 黒猫アイランド | 遂にイエレン次期FRB議長の公聴会。USDジリ高基調は維持も、依然流動的。>>
この記事のコメント
Re: タイトルなし
>o****さん、
お久しぶりです^^

日本でも被災地で被災をしなかった地域の上昇率が前年比30.5%上昇だったりと、凄いんです。
震災後の地価なんて今までは知らなかったのですが、大変な事だと思います。
RBNZ総裁談では貸出抑制策が幾分効いてきているみたいで、これからは上昇率が鈍くなると良いですね。
NZD相場へは2011年の高値に接近しないと無さそうですが、大規模介入は無さそうな雰囲気でした。

ふいに呟いている事だらけですが、それで勝てたなら僕も嬉しいです(*^^*)
有難うございます、これからも精進します。
2013-10-26 Sat 02:03 | URL | 黒猫アイランド #- [内容変更]
そこら辺の情報ベンダーが書いてるレポートよりも分かりやすく、なおかつ短くて、素晴らしい。
2013-11-07 Thu 18:47 | URL | #- [内容変更]
Re: タイトルなし
お褒めの言葉有難うございます。毎週のように情勢は変化するので、定期的に更新してみます。
2013-11-09 Sat 02:02 | URL | 黒猫アイランド #- [内容変更]
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