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「Sell in May (5月売り)」 は本当かどうか検証してみる。
2013-04-22 Mon 19:28
よく巷で言われる、"sell in May"という言葉。
5月には米株が調整しやすく、それが波及しリスク資産全般が売られやすいというアノマリー
果たして本当かどうか、グラフ等を見ながら検証してみたい。



先ず最初はダウ平均株価
チャートは過去10年間の、4月~6月までの推移で、白線に囲まれた範囲が5月
これだけを見ると、5月は全般的に少し下げる程度、に見える。




次はVIX(別名、恐怖指数)。
米株が大きく売られたり、リスクセンチメントが悪化すれば上昇する指数。
この指数は、株価等とは異なり上昇=悪い、という捉え方。

オレンジ色2010年はイレギュラーとして排除して良いのかも知れない。
その年はフラッシュクラッシュでダウ平均株価が998ドル急落し、5月後半には欧州債務危機が勃発した。
もし排除したとすると、全般的には揉みあいといった感覚だろう




次はドル円
んー、何とも表現し難い
少し緩むかな、と言った程度。




そして、リスクセンチメントに大きく左右される高ベータ通貨豪ドル円
前述したオレンジ色2010年はセンチメントの大幅悪化で大きく売られているが、それ以外は微妙だ。



次は、数字で表された5年、10年の平均変化率を見てみたい。



(5 Yr Avg = 直近5年の平均、 10 Yr Avg = 直近10年の平均)

さて、どうだろう。
確かにダウ平均株価は、直近5年では5月に大きく売られ、6月にも大きく売られている
しかし過去10年間の平均では、1月に大きく調整があり、5月・6月は小幅なものに留まっている

VIX傾向がより顕著かも知れない。
直近5年だと1月に大きく上昇し、2~4月は減少、そして5月に再度大幅に上昇して上昇傾向を維持し、
9月・10月に一層上昇傾向を示した後11月・12月には大幅に縮小する傾向があるようだ。
直近10年でも同様の傾向が見られるが、ここ5年の方がより動きが増幅されているように思う。

ドル円豪ドル円はどうか。
1月に大幅に売られる傾向があるのは同じで、5月にも大幅に売られる事が多い
2-4月は5年・10年スパンで見て上昇傾向にあり特に5月と夏~秋には大幅に下落する傾向がある
12月は米株と同じく上昇する傾向がありつまりはVIXも下落するようだ。



全体的に見て、"sell in May"というのはある程度は正しいのかも知れない。
特に不確定要素が多かった直近5年ではその傾向が顕著だった。
が、10年スパンで見ると若干色褪せて見え、まぁその程度だろう、という感じだろうか。
頭の片隅に置いておけば十分なんだろう。

ところで、"sell in May"には続きがある。

"sell in May and go away, come back on St. Leger Day" 

St. Leger Dayというのは、9月第2週の土曜日(9月1日が土曜日の場合は第3週目の土曜日)に
英国で行われる、競馬のレースの事らしく、つまりは9月9日~15日辺りの事らしい。
今年の場合は9月14日が第2週目の土曜日に当たる。

さて、今年の"sell in May and go away, come back on St. Leger Day"は如何に。
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