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指標相場アプローチ法② 指標の重要度
2011-06-02 Thu 23:55
1. 指標の重要度を探る




例えば6/3 7:45に発表されるNZ住宅建築許可件数。
恐らく平均変動幅だと3~8pips程度で、無視される可能性も大。
ところがFactoryではHigh Impact、フォーランドでは☆3の格付け。
最近大きく変動もした事が無い指標が、それ程重要なのか。
ところが、Factoryで今日18:15頃のトリシェ総裁の発言はMedium Impact。
フォーランドでも、明日17:28発表予定の英サービスPMIが何と☆2。
ここ半年で平均40pips程も変動させる力がある英サービスPMIが☆2とは、恐れ入る。
こういった所にもそれぞれの業者の力量、というものは如実に現れている。

今、ギリシャ問題が大きな不安要素となっている中、トリシェ発言 << NZ住宅建築許可なのか。
普段特に発言が注目されないような時であれば、恐らくそうだろう。
が、「今の」相場では明らかにトリシェ発言の方が重要度は高い。
とりわけEUへの相場の関心は高いはずで、NZとは比べ物にならない。
つまり、指標の重要度は相場に依って変化をするもので、自分で判断しなければならない。
カナダのIvey PMIは一時期は20~30pips程度変動する可能性がある指標だったが、
最近は5~10ポイントの乖離だとしても、あまり変動する事が無くなった。
サブプライムのエクスポージャが注目されていた時は、住宅関連指標が結構注目の的だった。
が、最近は幾ら数値が大幅に乖離しても、以前程の威力は無い。

複数同時に指標が発表される場合や、複数の構成要素がある場合も同じ。
例えば今日の朝方の豪指標のように、小売売上高の方が貿易収支よりも「今は」遥かに重要。
とは言え、日米間に貿易摩擦があった頃は、恐らく貿易収支がより注目されていたはず。
CPIが発表されるとしても、大抵はCPI・コアCPIの、前月比(m/m)・前年比(y/y)が発表される。
テレビのニュースで注目されるのは大抵y/yとは言え、相場ではm/mの方が重要。
相場へのインパクトは、最初はヘッドラインが注目されるものの、コアもじわじわ聞いてくる。
ヘッドラインとコアが食い違った場合、大体はヘッドラインに反応してすぐにコアにも目がいく。
米耐久財受注やNZ小売売上高などはよく食い違いが起こる為、比較的要注意。
ISM製造業やISM非製造業などは、単体の指標とはいえ色々と構成要素がある。
特に注目されるのはやはり雇用指数で、ヘッドラインが悪くとも雇用指数が良ければ円安の可能性もある。

最後に、今の直近の相場で注目されている事が何かを考えるのも重要。
例えばリーマンショック後の金利引き下げ局面ではCPIはほとんど意味をなさなかった。
というのも、幾らCPIが上ブレしても当局は金利を引き上げる事は全く念頭に無かったから。
極端な例で言うと、米週間新規失業保険給付者数。
毎週発表される指標だが、毎週のカウントが積み重なって、NFPにも結構な影響を与える。
取り分けNFPのすぐ前の日等に発表される場合、新規失業保険給付者数は非常に重要になってくる。
ADP雇用統計や新規失業保険給付者数を受け、機関投資家がNFPの見通しを立て、
一応それを念頭において色々なプロダクトのポジションを整理する為、だと思われる。
逆に、NFP後の最初の新規失業保険給付者数は、それ程のインパクトは無い。

纏めると、今の相場で何の指標が重要か、自分で判断する事が実に大切。
過去半年くらいの相場を降り返って、注目度を判断し、後は自分の相場感で注目度を判断するしか無い。
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