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記念に・・・F**k you SNB
2011-09-07 Wed 07:06


EUR/CHFの為替レート誘導目標を1.2000に設定する、という、ユーロペッグ宣言。
更には「痛みを伴うだろうが、無尽蔵に外貨を購入する用意がある」、と。
EUR/CHFはものの15分程度で1,100pipsの大暴騰、GBP/CHFに至っては1,200pips。
ヒルデブランドにジョーダン、アホなのか。
ECB「SNBの決定に留意する」。
BOJには不快感を示しておいて、それ以上にやったSNBに対しては留意だけとか、アホなのかw
所詮ECBも身内の域内諸国(EUに属してはいないが地理的に)には甘い。

常に他国に先んじて色々とやって失敗するSNBだが、マーケットは取り敢えずOver Reaction。
それでいてアナリストは一様に懐疑的な見方を示しており、今後は1.2000をめぐって激しい攻防になるだろう。
ペッグ制と言えば、思い出すのは70年代のスイスフラン、それから92年からの一連の通貨危機。
ポンドに始まりアジア通貨、ロシアルーブル、ブラジルレアルへと危機が伝播した90年代。
恐らく全てにおいて、ソロスのQuantum Fundを筆頭としたファンドが中央銀行相手に勝利した。
こういったペッグ制の相次いだ崩壊を経験したからこそ、今の各国中銀が口を揃えて言う
「マーケット本位の為替レート」が叫ばれるようになった訳で、SNBは明らかに流れに逆行している。
SNBに敬意を表してユーロをフランに変えたり、ユーロを対フランで買うのは止めます、という
何とも立派な志を持ったファンドや銀行がこのマーケットに果たしているのだろうか?

となると、今回は「無尽蔵な外貨の購入」がどれ程本気のものなのか、という事になる。
通貨危機が発生したのは、全てが全て実体経済及び実質レートにそぐわなかった為だと思う。
そこで空売りをおこなったとしても、対外貨で該当通貨が大幅に下落する事は考えられないので、
介入やフラン預金への課税を伴わない限りは、非常に魅力的なショートの対象になる可能性が大きい。
というのも、ファンダメンタルから乖離し、外貨、特にペッグしたユーロの魅力が無ければ、
該当通貨ペアの上昇は一般的に望めず、リスクは限定的、で利益は無限大のコールオプションのようなもの。
フラン預金課税や資金流入規制を行えば、株式市場や債権市場への影響は計り知れないので、
そこまでの措置に踏み込むとは思えず、何とか手探りで1.2000のラインを守る、というだけだろうか。
70年代と同じく悪性インフレに悩むのか、それか無理でした、とペッグ制を早々に放棄するか見物。
ユーロ相場へのスイスフランの影響が減った、という点では、SNBには感謝。

だが一番の問題は、この時期にこのタイミングで、更には対ユーロでのペッグを採用したという事。
ギリシャ問題、PIIGS諸国の問題、更には欧州の銀行の債権エクスポージャーと評価損。
ドイツの何とか銀行頭取は、今の欧州の銀行のシチュエーションは2008年よりも悪いと言い、
どこかのお偉いさんは、債権の評価損を時価評価すれば、有名な銀行が何行破綻するか分からない、と言う。
メルケルが党首であるCDUはお膝下で惨敗し、イタリアやギリシャも赤字削減公約を守れない可能性大。
世界景気の2番底、マーケットのクラッシュ、そしてユーロ崩壊へと着実に歩みを進めている。
VIXはまだ37.00に留まっているものの、2008年と同じく3ヶ月物LIBORは上昇中。
リーマンショック前後に見られたCDOへの激しいエクスポージャー懸念が今度はソブリンデットへの
エクスポージャー懸念になり、銀行間の貸し出し懸念、マーケット大クラッシュ、となるのだろうか。
ギリシャでEFSFは精一杯だろうに、それがPIIGSに波及したら打つ手はあるのだろうか。
格下げを受けた後すぐの大クラッシュでも、米議会はマーケットを意識して対策を打つ事が出来るのだろうか。
世界的に緊縮財政で余力が無い中、ここにソブリンデットショックが来たらどうなるのだろうか。
近代史の中でも今の状況は、歴代1位の悪さと言っても過言では無いだろう。

ユーロとフラン相場+UBSやクレディスイスの面倒を見なきゃいけないなんて、SNBにとっては地獄。
片や日本政府とBOJは円高無策、で邦銀はリスクが怖いから、大して影響はないんじゃないだろうか。
日銀がドル供給して、為替スワップ結んで、少し緩和したお(`・ω・´)程度なはず。
それからどうせ邦銀は、欧州や米国で銀行懸念が持ち上がった際、ババを引かされる役w
良い意味でも悪い意味でも、いつも日本は蚊帳の外で、何かあったら非難されるような役回り。
そりゃあしょうがない。
政府や日銀の東大出のエリートって言ったって、主体性もビジョンも無いだろうし。
十分に緩和的政策を取っていて、これ以上の緩和は需要が追いついていないから必要無い by 白川。
確かに大幅に需要が供給に見あっていないだろうが、海外のメディアや学者はそう思っていない事が多い。
何か大胆な事に踏み切って非難されるのが嫌なだけなんじゃない? Mr. Chairman。

あーあ、嫌な日だった(つω-)Zzzz
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