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ディーラー烈士伝 THE FxACE Part.1
2011-09-10 Sat 20:23

http://forexpress.com/trader/tfx.html

FOOREXで連載されている、香澄ケイトさんの元プロディーラーへのインタービュー。
FOOREXは毎日欠かさず見ているが、この連載は秀逸。
そこらへんの書店で売っている「毎日がお小遣い」「○○万儲ける」「○○分析で勝つ」みたいな本を
1000円やら2000円出して買うのであれば、このインタビュー記事を見た方がはっきりいって100倍役立つ。
何より、インタビューの対象者が素晴らしい面々で、そこらへんで胡散臭いセミナーをやっている連中では無い。
一流の銀行で、それなりに活躍をしてきた人々ばかりだ。
尊敬する水上さんや西原さんへのインタビュー記事もある。
(以前も書いたが、水上さんのコラムは数年分全てを読む価値がある。http://www.gci-klug.jp/mizukami/
 また、西原さんの相場の材料を見る目は凄い。http://www.saza-investment.com/fx-club/nishihara/

少々先人の考え方を抜粋させて頂きたい。


Vol.1 中山 恒博 氏・後編
儲けられるディーラーは、臆病でありながら、儲かっている時には早目に利食わない勇気と、損している時に早目に損切りをする勇気を資質として持っていると思う。
相場もまさに今どの程度ガスが充満しているかということを肌で知るということ

Vol.2 酒匂 隆雄 氏・後編
ディーラーとして長生きできるかどうかの分かれ目は、どれだけ損を小さく抑えられるかに掛かっている。
熱くなった時点で負けるから、とにかく冷静さを維持できる仕掛けを作っておかなければならない。

Vol.3 大倉 孝 氏・後編
頭の方はある程度は普通にあるのが前提なので、残るは体力勝負だ。他には、精神的に安定している、集中力に長けている、記憶力が良い、勝負事に強い、人間洞察力に優れているなどが挙げられると思う。
損切りはいくら以上はやられないようにと、元々バジェットの範囲内で自分が設定するものだ。いくらまで儲けたいというのは、逆に言えばここまでやられたらそれで終わりと言うことになる。そう考えれば、おのずとポジションの枠が決まってくる。

Vol.4 久保田 進也 氏・後編
何よりも健康でなくては長続きできない。また、優れたディーラーに共通するのは集中力と決断力を持っているということ、そして常に前向きでいられることだ。
プライドのある人はダメだ。自分に持っているのは構わないが、人に対して自分のプライドを見せつけるのではなく、ある程度捨てて、フレキシブルに動ける人でないといけない。勝ちを吹聴する人を、本当のディーラーは非常に冷たい目で見る。負けを負けとして認めることができて、それを笑えるぐらいの人はすごい。
ディーリングの決断までは1秒しか許されてないと思っている。1秒の決断力を発揮するための準備が非常に大切だということをものすごく感じる。

Vol.5 高橋 征夫 氏・後編
ビジネスである限り、継続し、かつ次第に利益を大きくしていかなくてはならない・・・ディーリングを継続し、かつ次第に利益を大きくできないのなら、為替ディーラーとしては向いてないということになる。
ィーラーは絶えずこの天秤の軸をしっかりとさせておいて、皿の上にそっと乗せられた羽一枚の重さを敏感に感じ取れるようにしておかなくてはいけない。そうすればこの羽一枚が乗せられる前と乗せられた後の微妙な差を感じとることができるのだ。
まず言えることは、この世の中にカリスマディーラーは存在しない。僕を含めて誰もここから先が見えないのだ。それを見えるようなフリをしている人は嘘をついている。
どうすればツキが良くなるかは、一生懸命やることが最低条件になるが、だからといって、一生懸命やれば、必ずしも良い成果が生み出せるわけでもない。ツキをなくすことは簡単で、自分の腕前を吹聴し出すと、不思議にツキはなくなりスランプに陥るケースが多い。

Vol.6 宮崎 晃一 氏・後編
ヤンキーな連中は、西部開拓史をやった人達だから、彼らは地雷に引っ掛かるけれど、その後をまた踏み越えてどんどん行くから、大相場が取れる。農耕民族は勇気が足りないのだと思った。

Vol.7 上原 治也 氏・後編
ディーリングは個人の資質に依る事が極めて大きい
人間は失敗を糧に成長する。ミスをどう次に活かしていくかが、その人の成長に繋がる点は為替の世界でも同様だ。何度も同じ轍を踏むような人は為替には向いてないかもしれないが、一度や二度ぐらいのヤケドはどうってことないのだと思う。
やっぱり、once a dealer , always a dealer .なのだ。

Vol.8 佐藤 三鈴 氏・中編
常に挑戦させられていたのは、マーケットの動きの中で、自分の意思に従って、自分がどう動いていくかということでした。そのときに、買うと決めたら、優先順位で瞬時に行動する。どこの銀行からプライスをもらうのが一番良いのか、あるいは、マーケットのブローカーを叩いたほうが良いのかなどを、一瞬の反射神経的動きで行うのです。そしてまた、その結果がすぐ出る世界なのです。実際、こういった一瞬でのアクションを身につけられなければディーラーとしてはやっていけません。

Vol.9 大熊 義之 氏・後編
現在は、為替介入をまったくやらなくなっていて、それは、やっても動かないと思っているからなのだろうが、決してそんなことないはずで、やりようではないのだろうか。
ディーラーは、切り替えが早く、前向きに行動する人の方が良い結果をもたらしているように感じられた・・・おかげで僕も、こと仕事に関しては、スパッと割り切って考えられるようになり、やはり前向きに生きていかなくては、人生は楽しくないなと思うようになった。

Vol.10 藤井 和雄 氏・後編
為替は、海面にほんの少しだけ出ている氷の部分だとよく比喩的に言っている。海面下の氷塊がどの程度大きいか、形状がどうかは海面上の氷片に凝縮されている。・・・経済、政治、社会、などの様々な現象の凝縮されたものが、為替となるのである。したがって為替の動きを見れば、世界が見えてくる。為替を知ることは、世界を知ることに通ずる。
いろいろ積み上げて理詰めで考えていくタイプの人間にはまず向かない。変数が多いし、ダイナミックだから。絵画鑑賞のように、一瞥で絵を読み取る、水平思考型のほうが合う。
バーナード・ショーの「He who can, does. He who cannot, teaches. (できる者は自分でやる。出来ない者は人に教える)」ということわざになるほどと頷く節がある。


結構な量を抜粋して香澄ケイトさんには申し訳ないのだが、これ程為になる特集は無いと思う。
ボイスブローキングやテレックスの時代で、今とはボラティリティも違ったにしろ、先人に学ぶ事は実に多い。
というのも、マーケットというものは相場参加者の心理で、歴史は常に繰り返す物である。
アルゴリズム取引が増えてはいるものの、その仕組みを作っているのは所詮人間。
1730年の堂島の米取引から、本質という物は変わっていないと思う。
だからこそ、一流の銀行で活躍された方々に学ぶという事で、きっと個人でも生き延びる事が出来るはず。
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