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水面下では着々と危機は進行中。
2011-10-02 Sun 05:32


・ゴールドマンサックスの旗艦ファンド、「グローバル・アルファ」が13%の損失を出し解散へ
・FEDがバンカメに対し、緊急事態の際の対応策を提示するように求める
・モルガンスタンレーが、某BLOG発の仏銀へのエクスポージャーによる懸念で売りを浴びせられる
・ドイツ銀行CEOが、欧州ソブリン債を時価で再評価すれば、多くの欧州銀は存続不可能と発言
・欧州銀の、特に米系金融機関からのドル資金調達が困難な状況
・最近の欧州の社債市場の不調さと、重慶での不動産税導入に端を発した中国不動産セクターへの懸念
・株安、債権高、商品安、そこでのゴールド安という特異な状況(PIIG諸国及びファンドの現金化の噂)
・欧州各国での空売り規制に伴う、投資家の一層のリスク許容度低下
・ブラジルや韓国等の新興国からの資金流出に伴う通貨・株の暴落
・ECB、FED等による3ヶ月物ドル資金の固定金利での強調的な供給
・最近の一方的な各プロダクトの動き、及びマーケット全体の流動性の低さ

結論としては、既に機関投資家及び金融機関のリスク許容度は著しく落ちてきていて、既に換金売りが
広く始まっており、ゴールドまで下落するとなると、資金が足りずに現金化を迫られているところもあるという事。
GSのような動きの早いところが見切りを付けたとなると、相当不確実性が高まっているのかも知れない。
為替でも、Safe Havenの一つが機能しなくなり、米デフォルト問題・景気後退懸念、欧州債務問題、
英量的緩和観測など、どの通貨が相対的に強いかも分からなくなり、もはや前代未聞の状態が続いている。
更には、信用収縮の兆候が見え始め、景気後退への懸念が強い中で、各国は財政規律を迫られ、
2008年当時のような財政出動はもはや望めず、この困難にどう対応すべきか市場さえも分からない状態。

ジム・ロジャースは、ギリシャがデフォルトしたらありったけの資金でユーロを買えと言う。
片やジョージ・ソロスは早々に金を売却し、一足先に引退を表明し、その時点でのファンドの現金比率は75%。
天才ですらほとんど運用していないという状況が明らかになった。
更にはPIMCOは米国債を空売りしていて、トップが誤りを認める始末。
もはや不確実性が余りにも大きく、希代の天才ですら見誤ってしまう相場に突入してるとしか言い様が無い。

とは言え、LIBORは全般落ち着いているし、TEDスプレッドも目下拡大中でも未だ50ポイントで、VIXも43弱。
.ここから一段と危機が進行するには、何かのきっかけが必要なように思う。
となると、EFSF拡大やレバレッジ運用に関しての議論・採決、ギリシャ第2次支援の際のヘアカット率引き上げ、
ECB理事会での利下げ示唆無し、トロイカによるギリシャへのダメ出し、若しくは大穴で大手新興国投資
ファンドからの資金引き上げ停止といった事が起きて、初めて一段と危機が深刻化するだろうか。
TEDスプレッドや新興国インデックス等、今の位置は重要な位置で、抜ければ終わりの始まり、とも思える。
2007年10月にダウ平均が高値を付けた事を考えると、今回は2011年5月が高値なので、
リーマンショックのような怒涛の津波のようなショックが襲うのは来年の春頃になるだろうか。
それか、2007年夏~2008年秋という時期を第一次の信用収縮とすれば、2010年初夏のギリシャショックを
起点として、2011年秋にやはり何かしら重大な局面がやって来るのだろうか。
TEDスプレッド等を考慮すれば、来年春頃という可能性の方がまだ高いのかも知れない。

正直、金融機関のリスクテイクが減ると、FXでも色々と不都合が大きい。
スプレッドや流動性の悪化、リジェクト、信託保全費用の増加など、既に表面化して来ている。
更には相場の動きさえ、一度ショックが来るとガラっと変わってしまう。
大相場は歓迎だが、金融機関が痛むのは極力避けて欲しい・・・というのは無理な願いだろうか。

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