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Credit Crunch後のクロス円とバブル崩壊後の日経平均
2011-10-23 Sun 04:47


かなり似ていると思うんだが、気のせいだろうか?
通貨とインデックスだと変動要因があまりにも違うので一様に比較するのが正しいとは言えないと思うが、
当局及び政治家の対応、それからマーケット心理という面で見れば、同じコースを辿っていると思う。
今の時代であればもしかしたら、risk on/offという点で見て、同様のアセットとして扱うべきなのかも知れない。
実際にアルゴリズムでも、フラン安=リスクオン=株買いみたいな物があるみたいだし。
ただ、上の画像で問題なのは、ここから先が見えない事。
ポールソン&Co.すら多大な損失を出している今年は、未曾有の不確実相場に突入しているのだろうか。

23日と26日の2回に分けて、EU首脳会議が開催され、今日22日もEU財務相理事会が開催されている。
既に入ってきたニュースは下記の通り。

・フィンランド首相 「EFSFの新しい活用法を見出すのは大変難しい」
            「全てのユーロ圏諸国はEFSFの規模の4400億ユーロからの拡大には反対すると確信」
            「EFSFのレバレッジ活用については、多くの疑問が残る」
・ブンデスバンク総裁 「恒久的に救済基金を増額するだけでは危機は解決しない」
              「EFSFに銀行免許を付与する事には反対」
              「EFSFのレバレッジ活用はドイツ人納税者のリスクを高める事になる」
              「EU条約にてEFSFへの銀行免許付与を回避する"良い"理由がある」
・べルギー財務相 「ギリシャ国債のヘアカット率は21%よりは50%に近い」
・ドイツ関係筋 「ECBのEFSF強化への関与は交渉のテーブルからは完全に除外された」
          「ドイツのEFSFに関する立場には何の変更も無い」
・メルケル独首相 「ECBにはただ一つの責務しかない - 物価の安定だ」
            「FEDが背負っているような課題はEU条約によってECBには与えられていない」
・オランダ首相 「ユーロ圏救済ファンドへのIMFの関与には賛成」
・EU財務相理事会 「最大1000億ユーロの欧州銀への資本増額のフレームワークを決定」

だが、先行きは実に厳しい。
AP通信 「銀行はギリシャとの交渉に際して合意とは全く程遠い」
http://hosted.ap.org/dynamic/stories/E/EU_EUROPE_FINANCIAL_CRISIS?SITE=AP&SECTION=HOME&TEMPLATE=DEFAULT&CTIME=2011-10-22-12-40-04
日経 「ギリシャ国債の民間損失負担、50~60%軸に」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE0E0E2E2918DE0E0E3E2E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
東洋経済 「ギリシャの債務カットはCDS清算招き、リーマンショック再来も」 ※5ヵ月半前の記事
http://www.toyokeizai.net/money/markett2/detail/AC/f0d9ab8929bcb497dabc02363d1c21bf/

フィンランド、それにトリシェ総裁退任の際の最後の会見で同席していたワイドマン・ブンデスバンク総裁、
それにメルケル独首相は、フランスやPIIGS諸国と明らかな対立を表明しており、銀行団もヘアカット率を
巡っては非常に厳しい見方をしていて、AP通信の記事の下の方では1000億ユーロでは全く足りず、
2000億ユーロが資本が脆弱な欧州銀へ投入される必要がある、とIMFが指摘、との記載がある。
今までのところ、総じて期待外れで解決には程遠い、というのが見方ではないだろうか。
2008年のTARP否決のショックを忘れた訳では無いだろうが、果たして欧州当局・政治家に期待出来るのか。

当局・政治家と言えば日本も同じ。
8/17のフラン高対策に失望してEUR/CHFが2%下落した事を、きちんと勉強した人間は政府・日銀に居るのか。
欧米の当局が怖いから、と言って中途半端で意味の無い円高対策しか出来ていない現状。
しかし、EFSF債の購入は国際舞台で財務大臣が表明し、手土産は何もないという惨状。
安住・白川という国際舞台では存在感のカケラも無い連中が何をほざいても無理だって事だろう。
バーナンキ、トリシェ、ドラギ、ヒルデブラン・・・錚々たるメンバーの中に無名の2軍選手を送りこむような物。
何の発言力も無い上に、主体性も説得力も無い人物が、国際舞台相手に・・・何の冗談?w
まともな交渉をして貰える訳も無いし、駆け引きが出来る訳が無い。
FEDは2013年半ばまで政策金利を据え置きドル安政策、ECB及びEUはPIIGS諸国で世界に迷惑を掛けていて、
それを日本は多大に支援しているのに、一方的に日本だけ優等生に徹するのが利口と言うのだろうか。
うちの猫の糞でも煎じて白川総裁と安住財務大臣に飲ませてやりたくなる。
マーケットを理解していない、投資を呼び込まないからマーケットを熟知した人々が経済を引っ張れない、
政治家が無知過ぎる、政府・日銀が無能過ぎる、主体性が無さ過ぎてマーケットで発言がガン無視される・・・。
日銀と政府与党に対する不満には事欠かない。

マーケットを見れば理解出来るが、まずは全ては心理・思惑が先行するものだ。
指標でも、信頼感等のインデックスが先行指標として発表され、実態経済の指標、遅行指標が続く。
日銀(+オマケの政府与党)はインフレ期待の醸成の為に、何を今までしてきたか?
真新しい策は怖いからやらない、必要に迫られたら無難にやれば良い、としか頭に無いんだろう。
FED総裁のバーナンキがリーマンショック時に多用した言葉、「必要な事は何でもやる」が空しく響く。

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