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来週の予定 - 一転イベントに乏しい週に。ゆったり出来そう。
2014-09-19 Fri 17:07


(スコットランドは独立ならず。)

9/22 (月)
22:00 (EU) EU
 ドラギ総裁議会証言 - 今週のTLTRO入札がコンセンサスより遥かに低調だったので、注目したい。
23:00 (US) us
 中古住宅販売件数 – 10pips程度動けば良い方。

9/23 (火)
10:45 (CN) cn
 HSBC製造業PMI速報値 - 最近の中国指標は低調。20、30pips程度反応するか。
15:45 (FR) FR
 GDP改定値 - 一応。
16:00 (FR) FR
 製造業、サービス業PMI - 仏でもある程度乖離すれば10pips程度は動くかも。
16:30 (GE) de
 製造業、サービス業PMI - 以前よりはPMIで動かないが、20pips程度は動くか。
21:30 (CA) ca
 小売売上高 - 未だにカナダ指標は動く。

9/24 (水)
7:45 (NZ) NZ
 貿易収支 - 7月から一貫してNZDは売られ続けている。一応。
17:00 (GE) de
 IFO景況感 - 割りとブレ幅が大きい指標。だが最近はあまり動かない。
23:00 (US) us
 新築住宅販売件数 - 最近は住宅指標のブレが大きいが、反応は薄い。

9/25 (木)
11:30 (AU)
 スティーブンスRBA総裁講演 – 恐らく11時半解禁で原稿有り。
21:30 (US) us
 耐久財受注、新規失業保険申請件数 - 前者は前月大幅増の反動で大幅減予想。ブレやすい。

9/26 (金)
8:30 (JP) jp
 CPI - ドル円が109円と強いトレンドが続いているので、ちょっとした材料にも反応しやすい。一応。
21:30 (US) us
 GDP確定値 - 確定値なのであまり影響は無いか。
22:55 (US) us
 ミシガン大学消費者信頼感指数 - 確報値。余程ブレない限りは反応は無いだろう。


忙しかった週もあっという間に過ぎてしまい、来週からはまた落ち着いた相場に戻りそうだ
FOMC、SNB、スコットランド独立投票と振り返れば然程波乱という波乱は無かった
TLTRO入札が低調に終わった事でECBによるQE導入期待はくすぶり続けるだろうし、
独立が一旦無くなったもののスコットランドに対する懸念は今後も残るだろう。

そういった意味では、来週のドラギ総裁の議会証言は重要視されるだろうか
最近はECBがEUR高抑制の為のB/S拡大を強く意識しており、今月の会見ではTLTRO入札促進の為に
金利をそれぞれ10bpsずつ下げたと発言し、目標となるB/S規模にまで言及した。
だが蓋を開けてみれば市場予想の半分程度しか応札は無く、B/S大幅拡大→EUR大幅安は難しい
となると否が応でも市場参加者はQEというものを意識してしまう

まだ第一回入札が行われたばかりで、ABS等買い取りについても詳細はハッキリしていない。
今からQEを織り込むのは賢明とは言えないが、そこを勝手に期待して織り込むのがマーケットという物。
恐らくドラギ総裁は滅多な事は現時点で口にしないとは思うが、議会証言には注目してみたい。


他には単発的にイベントがあるだけなので、今週忙しかった分ゆったりとした週を過ごしましょう。



※ざっと予定を組んでいるだけなので、時間が間違っていたり予定が抜けている事があります。
 その場合はコメントやtwitterで御連絡を頂けると助かります。→ @kuroneko_island


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スコットランド独立投票結果はいつ出て、どうポンドに影響するのか
2014-09-17 Wed 19:55

まず、投票締め切りは日本時間19日朝6時
一番重要なのは、いつどのような形で投票結果が出てくるのか、という事。
だが情報としてかなり不確定な部分があり、現段階でも確信を持っては未だ言えない。

今の段階で判明しているのは、
・正式な出口調査はどこも行わない
・テレビなどが投票締め切り後独自に結果予想を発表する事は有り得る
・スコットランドの32地区が集計結果を発表すると予想される時間帯はバラバラ

(Huffinton Postの記事)

という事。
ノース・ラナークシャーなどは現地時間午前2時、アバディーンは現地時間午前6時頃と予想されている。
それを日本時間に直すと19日午前10時~14時
19日は日本時間朝6時の投票締め切り~14時、15時頃まで気が抜けないという事になる。


さて次はどう短期~中長期で相場に影響が出るのか、という点。
今のところ独立が可決される可能性は大体2割程度といったところ。

某外銀が行ったサーベイによると、やはり独立可決の可能性は20%程度
否決となった場合、その後1ヶ月でGBPが横ばいで推移との予想が35%、
上昇する/分からないとの予想が25%となっており、積極的に買われる事は無さそうだ。
僅差での否決がコンセンサスであって、また将来いつかの時点で再度蒸し返される可能性が
非常に高いので、積極的にGBPを買いたいと思う市場参加者はあまり居ないのだろう

以下は様々な銀行のエコノミストやストラテジストの意見。

【JPMorgan】
・独立可決の場合、数週間で6-7%の下落は可能
・投機筋は本格的にGBPショートでは無い為、否決された場合は3-4%程度の上昇に留まるだろう
・独立否決の可能性60% vs 可決40%

【BNP Paribas】
・否決の場合、モデルはGBPがUSDとEURに対して最低でも1-2%上昇する余地があると示唆

 

【Citigroup】
否決ならばGBPUSDは1.6500付近へEURGBPは0.79以下へ
・独立可決の場合、GBPUSDは1.6000以下へ大きく売られるだろう
GBPUSDは1.56もしくはそれ以下に下落する可能性は排除出来ない

【Morgan Stanley】
・可決された場合は向こう12ヶ月でGBPUSDは1.46に向けて下落する可能性

 

【Nomura】
・可決となれば数日でGBPは5-10%する可能性


【Commerzbank】
・長期的に見て貿易加重でGBPが4%以上下落する事は考えにくい
・短期的にはGBPにとって有害な影響


独立可決の場合のシナリオを書いているところが少ないが、否決された場合は一時的に
1.65-1.67
可決された場合は一日に3%程度で中期で5-10%の下落といったところか。

スコットランド独立投票に関してよく引き合いに出されるのが1995年のカナダ・ケベック州の独立投票
1995年10月30日に投票が行われ、恐らく開票31日に集計結果が出た。
Forexliveの記事  FXStreetの記事

bandicam 2014-09-17 19-38-02-013

そして否決となり、その日にUSDCADは高値1.3725 → 安値1.3345と380pips(-2.77%)もの値幅に。
GBPは現在ロングポジションがほとんど整理された事もあり、ケベック州独立投票結果は参考になりそうだ。
可決ならば1日で3%程度、値幅にするとGBPUSDで最大で400、500pips程度の下落になるだろうか
その後の不透明感が強い為、否決された場合の上昇幅はそれよりマイルドになると思われる。
200、300pips程度、GBPUSDで1.6500~1.6700辺りまで戻すのがやっとだろう。
CitigroupやBNP Paribasの見方は参考になる。


さて、あと48時間後には既に結果が判明して大きく動いているはず。
出口調査の件もyes/noに関してもかなり不透明感が強いが、逐次情報をアップデートして臨みたい。



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別窓 | 相場分析・アノマリー | コメント:6 |
今週の予定 - 予定がみっちり詰まった週。これ程忙しい週はなかなか無い。(更新)
2014-09-15 Mon 17:04

9/15 (月)
21:30 (US) us
 NY連銀製造業景気指数 - 未だにブレが大きい指標。
22:15 (US) us
 鉱工業生産 - 米鉱工業生産指数はあまり動かない。

9/16 (火)
10:30 (AU) au
 RBA議事録 - 特に何も無かった今月の会合の議事録。多少上下するだけだろう。
14:30 (JP) jp
 黒田日銀総裁講演 - 大阪経済4団体共済講談会における講演。16時45分~30分間は記者会見の予定。
17:30 (UK) gb
 CPI y/y - 毎回動く指標だが、今はスコットランド独立投票前でやりにくい部分がありそう。
18:00 (GE) de
 ZEW景況感 - 最近は逆張り指標ではなくなりつつあり、割りと素直に反応する印象。
21:30 (US) us
 PPI - 一応。ほとんど動かない。
25:30 (CA)
 ポロズBOC総裁講演 - テーマが通貨に関してなので注意。http://goo.gl/h5Sbts

9/17 (水)
7:45 (NZ) NZ
 経常収支 2Q - 一応。
17:30 (UK) gb
 MPC議事録失業率失業保険申請件数 - まだスコットランド独立がリスクで無かった時の議事録。要注意。
18:00 (EU) EU
 HICP速報値 - 今月頭の追加緩和で更にHICPに対する注目度は落ちた。
21:30 (US) us
 CPI - 大きくぶれる事はほぼ無いし、つまらない指標。
27:00 (US) us
 FOMC - 今後の利上げについての道筋が示されるか。必ず大きく動く。
27:30 (US) us
 イエレンFRB議長記者会見 - 恐らく27時半~。記者会見で今後の利上げの道筋について色々と語られるはず。

9/18 (木)
7:45 (NZ) NZ
 GDP q/q - 大きくブレやすい指標。NZDだとスプレッドはワイドだろうがチャンスは多い。
8:50 (JP) jp
 貿易収支 (通関ベース) - 少しトレンドが出来る事がある指標。
15:35 (JP) jp
 黒田日銀総裁講演 - 全国証券大会における挨拶。期待はしても無駄だろう。
16:30 (CH) ch
 SNB理事会 - マイナス金利化はほぼ既定路線か エコノミストはCPI見通し下方修正程度しか見込んでない。
17:30 (UK) gb
 小売売上高 - 大きく動くがやはりスコットランド独立投票前でナーバスな動きになりやすい。
18:15 (EU) EU
 TLTRO第1回入札結果発表 - どう相場に影響が出るかは難しいところ。
21:30 (US) us
 新規失業保険申請件数、住宅着工件数、建築許可件数 - どれも小粒な指標。
23:00 (US) us
 フィラデルフィア連銀製造業景気指数 - 最近はブレ幅が縮小してきた。

9/19 (金)
6:00 (JP) jp
 スコットランド独立投票締め切り - 通常通りであれば、6時時点または6時過ぎに出口調査が出てくるはず。
21:30 (CA) ca
 CPI – 30pips程度は動きそう。
7時以降?? (UK) gb
 ムーディーズ格付け - 英国の格付け判断。恐らく市場が閉まってからになる。


こんなに予定がぎっしりと詰まっている週は何年ぶりだろうか
最近はイベントらしいイベントがあまり無かったので感動を覚えてしまう。
今から既に興奮しており、高値更新を続けるドル円を横目に金曜の朝から来週の予定を更新している。

RBA議事録は何も無かった会合の分なのでEURAUDに引っ張られる形で軽く上下するだけだろう。
ポロズBOC総裁の講演は、25時半にテキストが公表可能になるので時間きっかりに出るはず
議題が「カナダ経済と中銀の政策枠組みにおける変動相場制の役割」なので一応注意はしたい。
講演自体は25時45分からで、講演後にはQ&Aセッションも設けられている。

BOE議事録は、スコットランド独立リスクが顕在化する前の会合のもの
なので予想外にタカ派でポンド買戻しが鮮明になるリスクがあるので注意。
今月頭のECB会合で追加緩和が決定されたので、HICPがブレても金融政策の変化には結びつかない
その為、今回からはまたHICPに対する注目度は落ちるだろう


SNB理事会に対するエコノミスト予想は、12日時点で予想が出揃い1/16人だけがマイナス金利化を予想
期待先行で1.21台に回復しているEURCHFをよそにエコノミスト達は冷静だ
据え置きを予想しているUBSによると、

・大規模介入は1.20のフロアに近づかないと無いだろう
・追加措置、とりわけマイナス金利は介入によってフロア維持が困難になった場合のみ導入されるだろう
・SNBはFEDによる金利正常化によるCHF需要減退、地政学的リスクの低下を期待しており、静観するだろう

との事。
個人的にも、EURCHFが1.21付近で推移し介入の必要が無い今、残り少ないツールを使うとも思えない。
万が一何かあったとしても、少々強い文言で牽制する程度では無いだろうか。


先週金曜日には、某有名シンクタンク(やはりMedley?)や有名なFEDウォッチャーのHilsenrath氏が、今週の
FOMCでは「considerable time」=相当な期間、という文言の削除は無いとの見解を発表した。
某シンクタンクのニュースが駆けまわった瞬間にドルは少々売られたが、すぐに全戻し以上に。
それに対する予想はかなり割れている
相当な期間、との文言を削除するか否かは五分五分だろうか。

また、2017年までの金利予想ドットチャートや経済予測も発表される
ドットチャートが若干タカ派になる可能性も十分考えられるとの見解もあったりする。
QEの出口戦略についての概要が発表されるとの予想もあるようだ。

どちらにしろ、まずは「相当な期間」が削除されるかされないか、で瞬時に大きく反応し、その後
ドットチャート等で総合的にタカ派具合が確認され最後に会見で議長が見解を示すという流れになるだろう。
大きく上下しそうだ。


スコットランド独立投票については長くなりそうなので次の記事で。


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今更ながら今週の予定 - 来週に向けた動きに注意
2014-09-09 Tue 16:19

9/8 (月)
特に無し。

9/9 (火)
17:30 (UK) gb
 鉱工業生産 – 予想よりブレる事が多い指標だが、今の英指標では複雑な動きが出そう。
19:45 (UK) gb
 カーニーBOE総裁講演 – BOEのウェブサイトによると原稿有りとの事なので、時間丁度に出るか。

9/10 (水)
22:45 (UK) gb
 カーニーBOE総裁等議会証言 - スコットランド独立投票に向け、否が応でも注目される。

9/11 (木)
6:00 (NZ) NZ
 RBNZ政策金利 - 据え置きは確実。注目は声明。
6:05 (NZ) NZ
 ウィーラーRBNZ総裁会見 - 次の利上げ開始時期に関する発言に一喜一憂しそう。
10:30 (CN) cn
 CPI - 大体はブレても0.1%程度なので、大きな動きにはなりにくい。
  〃  (AU) au
 新規雇用者数失業率 – 徐々にAUD売り目線が増えてきた。下振れならレンジ下限トライも。
15:00 (GE) de
 CPI確報値 - 一応。
21:30 (US) us
 新規失業保険申請件数 - 10、20pips動いたら上出来。

9/12 (金)
15:05 (JP) jp
 黒田日銀総裁講演 - 政策研究大学院大学の学位記授与式における講演。期待薄。
21:30 (US) us
 小売売上高 - 最近はあまりブレない。20、30pips程度動けば良い方だろう。
22:55 (US) us
 ミシガン大学消費者信頼感指数 - 速報値。あまり動く指標では無い。

9/13 (土)
14:30 (CN) cn
 固定資産投資、小売売上高鉱工業生産 - 最近はあまり中国指標では動かないが、念の為。


今週の予定はスカスカ。
数値として出るものでは豪雇用統計がインパクトが強い程度
RBNZは据え置きが確実で次の利上げ開始時期がいつかを探る展開
印象としては最近のNZ指標は悪いものが多い
フォンテラのGDT価格指数も落ち着いてきたが悪い事には変わらず、性急な利上げ開始は見込みにくい。

何よりも今の市場はスコットランド独立投票に向けて戦々恐々としている状態
GBPUSDは100p以上も窓が開いたままだが、埋めるのは難しいだろう。
(スコットランド独立投票に関しては後でまとめる予定。)
来週の開票まではポンドを中心にかなり荒い動きになるかも知れない。


そして来週はスコットランド独立投票だけでは無い。
まだ市場が楽観視していた頃に行われたBOEの会合議事録が有り、利上げの地ならしをすると
期待されるFOMCが有り、ECBによる一層のマイナス金利 + QEもどきの発表を受けた後、
EUR安CHF高に悩まされ追加の措置が嫌でも期待されるSNB理事会が有り独立投票が
19日に開票
された後は恐らく市場が閉まった後にムーディーズが英国の格付けについて発表する。
近年稀に見る忙しい週だ

スコットランド独立投票だけでは無く、FOMCやSNB理事会に向けた動きも出るだろう。
来週に向けてしっかりと戦略を練っておきたい。



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EURCHFの1.2000のフロアは割れるのか
2014-09-06 Sat 22:20

bandicam 2014-09-06 16-22-11-518

上のチャートはEUR/CHFの週足チャート。
2013年5月にフロア引き上げの噂やユーロ圏の債務危機が一服した時からジリ安が続いている。
過熱感はあまり無く、従って大幅な反発も期待出来ない

そもそも何故スイスフランの需要があるのか。

①質への逃避
従来より円やフランは安全通貨とされ、有事の際や金融危機が起きた際には選好されてきた。

②地理的な優位性
フランス、イタリア、オーストリア、そしてドイツという大国に隣接しており、
何かあった際には資産や資金を移しやすいという地理的なメリットがある。
また、ドイツ語・フランス語・イタリア語が公用語であり、言語的なメリットがある。

③世界的な過剰流動性
FED、ECB、BOJというG3の中央銀行が未曾有の量のマネーを供給している。
世界各国で見られている事象だが、都市部の不動産にマネーが流れており、中央銀行は苦慮している。
スイスも同じで、ジュネーブやチューリッヒ、リゾート地を中心に局所的なバブルが起きており、
UBS不動産バブル指数は6月末時点で1.24まで上昇している。(2がバブルらしい。)
www.praevidentia.com/FXweekly201403CHF.pdf
bandicam 2014-09-06 16-43-58-647

④ディスインフレ(デフレ)、実質金利
スイスの中央銀行SNBは政策金利である3ヶ月物LIBOR誘導目標を0.00~0.25%に設定している。
だがCPI y/yは一向に上昇せず、先月発表された分も0.0%と物価は停滞気味だ。
特にデフレに見舞われれいる国の場合、自国通貨高になり易いとされる。
それは【長期国債利回り】 - 【インフレ率】とされる実質金利が高い(少なくともプラス圏)為だ。

スイスの場合は、【0.485%】 - 【0.0%】= +0.485%
bandicam 2014-09-06 17-06-22-279

ドイツの場合は【0.982%】 - 【0.8%】= +0.128%
bandicam 2014-09-06 16-55-41-649

※仏、伊、西あたりは大幅にプラス。(分断化とかの話は省略。)

欧州は統一的な債券の利回りが無いのでややこしい。
少なくとも、実質金利がプラスな時点で選好され易く実質金利がスイス>>ドイツ
という事はマネーもドイツからスイス、つまりEURからCHFへ流れ込み易い環境にはある。
(一方、日本の場合は実質金利がマイナスになったので円の魅力は大幅に削がれた。)


まとめると、マネーが溢れる中で実質金利がプラスでドイツよりも高く、更には有事の際に強い
スイスフラン建てで利回りが良く値上がりもする、地理的に近いスイスの不動産はかなり魅力的
、という事だ。
①および②は、欧州債務危機が一服した事から既に過去のものとなった。
が、過剰流動性相場は終わるどころかECBがQEに近いものを始めてしまい、日銀のB/Sも膨張を続けている。
物価が上昇するような気配は感じられず、実質金利がプラス圏で推移する状況は解消されそうには無い。
環境としてはまだまだ、SNBにはアゲインスト、つまりスイスフランには有利な状況が続くだろう。


一部の話として、理事会を待たずにマイナス金利を導入する可能性もある、との噂は聞く。(あくまで噂。)
また、一時的に1.2000のフロアをブレイクさせ、ストップや利益確定を全て吐き出させ、
その上で直ちに1.2500へフロアを引き上げる可能性もある、との噂まである。(同上。)

bandicam 2014-09-06 16-18-23-127

8月1日~本日9月6日までに新しく購入されたオプションの状況を見ると、更なる下落に備える動きも多い。
1.2000~1.2020辺りのプットオプションが物色されているようだ。


市場は段々と1.2000ブレイクへの準備をしており、恐らくSNBも準備はしているだろう。
ECBが更にマイナス金利化を進め、QEに近いものまで始める中、SNBがマイナス金利にするだけでは心もとない。
3ヶ月物LIBOR誘導目標をマイナスに変更したとしても、効果は一時的になる可能性が高い
となるとフロアブレイク、そしてその後の一段の措置を想定しておくべきだろう。

金利は大幅にマイナスに出来るはずが無いので、劇的な政策としてはフロア変更しか無い
その場合は、何度も噂になっては消えた1.2500が現実的な目標ではないか。

ちなみに2011年9月のフロア設定の際、23時間前にスイス銀行協会には
万が一の場合はフロアを設定する、と伝えられていたらしい。 (forexliveの記事)
また、当日は何故か地元の銀行がEUR/CHFを買っていたとの噂もある。
となると、アンテナを広く張っておけば何か変化の兆しは見えるのかも知れない


最後に、ペッグ設定の際のEUR/CHF 1分足チャート
1分間で550pips上昇し、その後10分で400pips程度更に上昇
今見ても恐ろしい・・・

Sept 6 2011 on peg announcement



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| 経済指標研究所 by 黒猫アイランド |
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