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ついに、世界最高峰のMT4が日本にも誕生。 → 外為ファイネスト
2011-06-22 Wed 21:15




いち投資家として、特に海外の事情を知る者として、実現したかった事。
海外のプロ投資家・法人向け一流業者のような、ECNのMT4を日本にも持ってくるという事。
レバ規制も本格的に始まる中、このまま業界が寂れていくのを見たくはなかった。
それで思いついたのが、海外にあって日本には無い、優良MT4システム。
およそ8ヶ月前に色々な業者、30~40社に声を掛けてみたが、あまりに現実は冷たかった。
最大手や、特にネオFX業者は何の返事も無く、何日経っても電話も無い。
現在のビジネスモデルが今後一層通用しなくなるのは明白なのに、真剣味が無い。
そもそも顧客の意見を聞いてくれる業者は数える程で、正直この業界の人は、あまりに無知。
どういった点で顧客が不満を持っていて、どんなサービスを待っているか、全然把握していない。
今後は成行き任せ、といった業者が大半で、これでは衰退の一方だな、と諦めていた。

結局、一言だけでも数社が返事をくれ、その中でたった一社真剣に話を聞いてくれたのが、外為ファイネスト。
Currenex Vikingを導入していて、ECNモデルなので利害の対立が無く、本社は香港で外資という事で、
社内の風通しも非常に良く、まだ大手業者では無いので、真剣味が他社とは格段に違った。
生き残りを掛けて導入すると確約してくれたので、自分としてもかなり真剣に向きあった。

単なるECNブローカーとしてMT4を導入する、という訳で無いのが凄い。
Currenexと掛け合ってくれ、約定速度を考えCurrenex公認でデータセンターを日本に置き、
Currenexのプライス(流動性も?)をブリッジでMT4に流す、という徹底振り。
MT4に少し詳しい人ならこの事実、また下記の画像がどれ程凄い事が分かるだろう。



平均12msという物理的な近さで、約定速度は今まで体験した中で最速。
オーダーの変更も実にスムーズで、デモ口座かと思う程。
スプレッドもかなり安定していて、更には要望通り通貨ペアも28種入れてくれた。
先程撮ったスクリーンショットだと、

AUD/CAD 2.2 pips  AUD/CHF 2.0 pips  AUD/JPY 1.0 pip  AUD/NZD 3.3 pips  AUD/USD 0.1 pip
CAD/CHF 2.3 pips  CAD/JPY 1.3 pips  CHF/JPY 1.4 pips  EUR/AUD 1.6 pips  EUR./CAD 1.2 pips
EUR/CHF 1.6 pips  EUR/GBP 0.4 pips  EUR/JPY 0.9 pips  EUR/NZD 4.7 pips  EUR/USD 0.4 pips
GBP/AUD 2.0 pips  GBP/CAD 3.1 pips  GBP/CHF 2.5 pips  GBP/JPY 1.8 pips  GBP/NZD 6.4 pips
GBP/USD 0.4 pips  NZD/CAD 2.3 pips  NZD/CHF 2.2 pips  NZD/JPY 1.7 pips  NZD/USD 0.6 pips
USD/CAD 0.8 pips  USD/CHF 1.1 pips  USD/JPY 0.4 pips

海外で50000ユーロ以上のプロ投資家または法人向けの業者と、同等以上の文句無しのスプレッド。
勿論手数料は外付けであるのだが、それを勘案しても世界最高峰の条件だと思う。
プライムブローカーとの話合いで長引いたりと、リリースが遅れていたのだが、出来上がると感慨深い。
仕事としてではなく、単にユーザーとして関わらせて頂いたので、非常に楽しかった。

ちなみに、条件では劣るものの、50万通貨コースだけでは無く、10万通貨、1万通貨コースも設けてくれた。
業界の人なら分かるだろうが、特にECNというのは色々なところでLiquidity ProviderやPrime Brokerへと
支払う手数料が掛かるもので、だからこそサイバーエージェントも当初は50万通貨が最低ラインだった。
そこのギリギリのラインで、何とか1万通貨コースも設けてくれたので、是非色々な方に使って頂きたい。
ちなみに、まだ変更の可能性があるものの、各コースの詳細は以下の通り。

50万通貨コース
→上記のスプレッド
→手数料は片道0.0035% (往復0.4~0.9 pips程度。ドル円だと今は0.56pips位。通貨によって異なる。)
→キャッシュバック検討中
→50万通貨以上は、51万通貨、52万通貨など、1万通貨単位で上下可能。

10万通貨コース
→上記のスプレッド
→手数料は片道0.005% (往復0.6~1.3 pips程度。ドル円だと今は0.8pips位。通貨によって異なる。)
→キャッシュバック検討中 
→10万通貨からで、1万通貨単位で上下。

1万通貨コース
→若干広げて固定するか、若干広げて可変か、現時点では不明。
→手数料は不明で、手数料内包式も検討中。

既に50万通貨コースは1ヶ月以上前からプレリリース段階。
10万通貨コースもあと数日でプレリリースが可能になる模様。
もしいち早く使いたい方は、外為ファイネストに是非問い合わせを。
恐らく黒猫アイランドのブログを見たと言えば、使わせてくれるはず。

それにしても、これ程のシステムと条件にするには、知らないところで多大な努力があったのだと思う。
香港の本社のCEOの方、それに日本の外為ファイネストの代表の方には頭が下がるばかり。
これで、日本でも本格的にシストレが流行り、貴社を筆頭に、FX業界もまた盛況になる事を願います。

完成祝いでその内また飲みに誘って下さい・・・(`・ω・´)



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UK BOE Minutes on June 22th, 2011
2011-06-22 Wed 18:32


タカ派の急先鋒だったセンタンス委員が抜けた後、初のBOEのMPC議事録。
新たに加入したブロードベント委員は据え置きを主張。
これに依って、全体としてMPCはタカ派色が薄まり、よりハト派に目がいくように。
インフレはより根深い可能性との文言があったものの、GDP見通しの弱さや、
一部委員の資産拡大購入発言もあり、ポンドは下落。
ただし、ドイチェ銀行のアナリストの指摘の通り、過去30人の新人委員のうち、
事前のコンセンサスに反して票を投じたのはたった4人で、今回も想定の範囲内。

発表後の数秒の迷いにも反映されているように、極端に悪い印象は無い。
が、全体としてハト派色が強まり、量的緩和拡大論が今後議論の的になる可能性も高い。
2012年の利上げはマーケットでは見込まれておらず、25bp引き上げの見込みは現在2012年第2四半期。
こういった事からも、今後ポンドは単体としては、量的緩和拡大の可能性に左右される可能性大。

ちなみに、今日もFibonacci Retracementは非常に良い働きだった。
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指標相場アプローチ法③ 最大変動幅を探る
2011-06-19 Sun 22:04
2. どれ程変動する可能性があるかを探る



常にモニターを目の前にしてダラダラとトレードしても、恐らく良い成績は残せない。
余程のIQと集中力が無い限り、適度に休憩を入れて、俯瞰で相場を見た方が良い。
指標の重要度を知れば、いつどの指標でトレードをすれば効率的かより知る事が出来る。
健康面からして、また精神衛生上、トレーダーとしてそれは重要な事でもある。

その重要度を計る上で大事な点は、最近のその指標の変動幅。
海外サイトでもかなり有名なForexPeaceArmy(以下FPA)のサイトが一番役に立つだろう。
ForexNewsCalendarには、今週の指標一覧と、重要度、更には過去の変動のチャートまで載っている。
アーカイブとして残っており、ここ数年の指標の1分足での変動が見れるので、かなり便利。

☆が重要度を表しており、その隣の数字の上にカーソルを合わせると、直近数回の変動幅が見れる。
ただし、この重要度も、あくまでもFPAの主観なので、鵜呑みにはしない事。
BOE議事録が☆3で本邦CSPI y/yが☆2なんて言うのは、相場への影響からして有り得ない。
更に一番右の赤丸で囲ったアイコンをクリックすると、その指標のアーカイブへと跳べる。
そこで数年前~前回の変動のチャートが見れ、変動幅もチェック出来る。

数年前からの、毎月発表される指標であれば50~60個のチャートを見る事が出来るが、
指標が相場に与える影響というのは相場によって変わる為、何も4年前のものを参考にしなくても良い。
過去半年からの直近6か月分、特にここ2、3回のを参考にすれば十分だと思う。
リーマンショック以前の2007年など、カナダ雇用統計は一瞬で100pipsも変動するような、
非常に破壊力が高い指標だったが、ここ最近はそこまでの反応は見られなくなった。
ここ最近の値動きを見ても、瞬間的に100pipsの変動を覚悟する必要は無いと思われる。
せいぜいショッキングな内容でも、初動で50pips程度が限界。
10分以内に取り合えず一回高値・安値を付けるとしても、70pips程度だろう。

70pipsと想定すれば、そこからの戻りも計算出来る。
23.6%とすれば、16pips程度で、スプレッドを入れると13pipsだろうか。
資源国通貨はMAが抵抗と成り易いので、それ以上、例えば38.2%や50.0%まで引っ張るのは無謀。
それならば、23.6%まで数pipsを取り、そこからMAタッチで順張りが正攻法だろう。
ここまでの計算は予め必要とは思えないが、こんな風にある程度頭に入っていれば、対処も出来るはず。
結果が予想とほぼ同等だった場合、少し乖離した場合の反応も、調べてみると良いかも知れない。

ちなみに、FPAのアーカイブを見てみると、実に面白い。
例えば英公共部門ネット負債という指標があるが、数年前は全く無視されていた指標だったものの、
最近は結果が予想と50億ポンドでも違えば、それなりの変動をし始めている。
その理由は正確には分からないが、恐らく緊縮財政まで始めている英政府の負債総額が、そろそろ
債権トレーダーにも無視出来ない影響を与えていて、UKギルトの変動でポンドにも影響があるのだろうか。

そういった推測・仮定をする事は、トレードにおいても大事だと思う。
それが想定に繋がり、とっさの場面においても焦らず、確実に相場に対処するという事に繋がっていく。
幾ら過去の指標時のチャートを見たところで、検証して、更に頭で想定出来なければ単なる徒労に過ぎない。
受験勉強が出来たところで実践で役立つはずが無く、結局は相場の世界も応用力が肝心。
付け焼刃の記憶などすぐに忘れてしまうもので、そんな心構えで相場で通用するはずが無い。

ただし、現実は"受験勉強"さえ出来ないトレーダーが圧倒的に多い。
一回、せめて二回授業で習った事を、次に思い出せなければ、いつ覚えるのか。
特にFXという物は、数万円からでも始められ、敷居が低い為、相対的に意識も低いのかも知れない。
だが相場は常に冷酷で、そういった者に対しては損失や退場という現実を突きつける。
ここで言う現実とは、突き詰めれば現実の意識の低さ、という事。
それに気付けば改善の余地があるだろうが、80%の人間は気付かない。
相場のせい、どこかの要人のせい、指標のせい、で終わる。
元プロのコラム、色々な検証サイト、ブログ、それに日々入ってくる相場関係のニュース。
自分では読んで学んでいるつもりでも、読み流しているだけで、いつまでも学生気分という事はないだろうか?

資本主義社会だから? ・・・ いやいや、チャンスは常に溢れている。
FXはギャンブルだから? ・・・ それなら、薦められた投資信託を購入するのは投資なのか。
運や環境が悪いから?・・・ 確かに相場の運や元々の資金量は関係あるが、それが成功の主要因なのか。
バー○ンキのせい? ・・・ 事前に調べてその時にトレードは避けれた。八つ当たりは可愛そう。余計にハゲ(ry

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ラトビアと金融危機とIMF
2011-06-18 Sat 20:48


バルト三国の一つ、ラトビアの首都・リガの美しい町並み。
1990年にUSSRから独立後、金融や不動産、観光などの第三次産業で飛躍的に発展を遂げた国。
しかし2008年の金融危機に際して、資本引き上げや投機で経済は酷い混乱状態に。
金融危機以前は6%程度と、欧州の国としては比較的低かった失業率も20%近くに。
それ以前は2桁成長を遂げていたものの、2009年には年率-18%以上のマイナス成長。
データ上は、2010年第1四半期から再び2桁成長、2010年第3・第4四半期に至っては、年率20%以上。
外務省も経済危機から回復しているような文言を載せている。
しかし、実際の現地の状況はデータとは全く違う。

60億ユーロ近い規模となった、IMFやEUからの経済支援。
その内の数十億ユーロは銀行の財務基盤強化に使われ、また数十億ユーロは政府へ。
IMFから財政規律を求められ、給与を下げられた政府はその支援金で、自分たちの給与を再び増額。
また、60億ユーロの内、その他数億~十数億は結局何にも使われず。
2008年には、政府は年金基金として一銭の支出もせず、引退した老人は食べ物も無く死に絶え、
町には犯罪者が溢れかえり、違法行為で財を成し、ポルシェ、ベントレー、アストンマーチン、
ロールスロイス等の高級車を乗り回す富豪が増える一方、特にラトビア語を話す純粋なラトビア人は強奪を
繰り返し、余計に無力さを増すという状況が出来上がり、人種間の差別感情も高まった。

人口の5%はイギリスへ移住し、現在もそれと同等の数の国民がドイツへと移住を進めている。
人口の60%~70%の国民は50~60歳以上で、生産力は低く、更には排他的民族意識が凄い強い。
国力をどんどん削ぐような負の連鎖が続いており、現在も悪化の一途を辿っている。
政府の汚職も酷い有様で、国民は政治家という物を信頼しておらず、無政府状態に近い。
"純粋な"ラトビア人は仕事を探そうともせず、"真面目な"ロシア系移民との対立も根深い。
街中で何か犯罪が起きていたとしても、誰も気に留める者はいない。
もはや日常の風景として犯罪は当たり前の事で、人々はそれを咎める気力も無い。

これが、ラトビアに住むラトビア人から聞いた、ラトビアの現状。
IMFを初めとした色々な機関や国々からの支援は確かに必要だっただろう。
だが、結局のところIMFは政府や経済運営にしか、関与する事は出来ない。
銀行が心臓となりマネーフローを生み、それで経済が何とか回復したら、それで終わり。
後に残ったツケ、例えば年金や特に若年層の失業問題などは、お構い無し。
財政支出のカットを求め、老人が年金が貰えなくなり、死んだとしても、それは政府のせい、だと。

勿論、IMFは最後の貸し手として、各国からの資金の拠出により成り立っているので、間違っては無い。
融資という性格上、相手に返済能力を持たせ、厳しい条件を要求するのは当然である。
それが資本主義であって、60億ユーロもの多額を寄付するような慈善団体は無い。
(仮に60億ユーロをビル・ゲイツが寄付したとしても、正しく使われるとは思わないが。)
それに、融資による金利収入は、IMFにとっての主な収入源でもある。
しかしながら、経済を中心とした国家運営を取り繕って終わり、というのは実に悲しい。
超高齢化社会となり、若い労働者は他国へ移住し、年金もロクに貰えず、犯罪ばかりの現状はどうするのか。

今までの数々の噂に加え、ギリシャ危機真っ只中のEUの状況を差し置いて、NYのホテルで
性的暴行を働くような専務理事が居座っている組織に、そんな疑問を投げかけるのは愚問だろう。
せめてもの罪滅ぼしで、「I'M Fired!」とプラカードを掲げて、ギリシャでのデモ行進に参加したらどうだろうか。
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AU Employment Change on June 9th, 2011
2011-06-09 Thu 14:46


対象: AUD/USD
予想: +25k
結果: +7.8k
乖離: -17.2k

ほどほどにショッキングな内容。
堅調な豪経済ではあるものの、今年は残り25bp~50bpの利上げしか見込まれてはいない。
地元のANZとNABは25bpのbpの予想で、豪ドル単独での上昇は然程見込まれていない模様。
そんな中の比較的ニュートラルな状態での指標は、破壊力抜群。

失業率は予想通り(一部調査では-0.1%?)で、雇用者数は-17.2kという結果。
オーバーリアクションとも取れそうな程動意付き、AUD/USDは一気に1.0600割れ。
その後はMAに苛まれながら推移し、ブレイクしては23.6%戻し、チャンネルの中を
上下に試しながら、下は計90p程の下落幅で、結果チャンネルを上にブレイク。
MAにしっかりと乗せた後、38.2%戻して、指標相場としては終了。

Aussieの指標は、大抵の場合は基本的な事に注意していれば取りやすい。
抵抗・支持としてのMA、上下のトレンドライン(チャンネル)、Fibonacci Retracement。
全体として戻すとしても23.6%、38.2%まで、という場合が多いので、安易な逆張りは注意。
MAにぶつかったあたりで細かくスキャル、それかホールドで素直にブレイクを狙うタイプの指標。
落ち着いた後は、全体として23.6%までの戻りは取りやすいので、P&L Ratioで1:1での打診買いも良いはず。
TP1として23.6%、TP2で38.2%程度でも良いが、時間の経過と共に指標の影響はどんどん薄れるので、
指標相場での戻りを取るという意味合いとしては、23.6%でほとんど利益を確定したいところ。

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指標相場アプローチ法② 指標の重要度
2011-06-02 Thu 23:55
1. 指標の重要度を探る




例えば6/3 7:45に発表されるNZ住宅建築許可件数。
恐らく平均変動幅だと3~8pips程度で、無視される可能性も大。
ところがFactoryではHigh Impact、フォーランドでは☆3の格付け。
最近大きく変動もした事が無い指標が、それ程重要なのか。
ところが、Factoryで今日18:15頃のトリシェ総裁の発言はMedium Impact。
フォーランドでも、明日17:28発表予定の英サービスPMIが何と☆2。
ここ半年で平均40pips程も変動させる力がある英サービスPMIが☆2とは、恐れ入る。
こういった所にもそれぞれの業者の力量、というものは如実に現れている。

今、ギリシャ問題が大きな不安要素となっている中、トリシェ発言 << NZ住宅建築許可なのか。
普段特に発言が注目されないような時であれば、恐らくそうだろう。
が、「今の」相場では明らかにトリシェ発言の方が重要度は高い。
とりわけEUへの相場の関心は高いはずで、NZとは比べ物にならない。
つまり、指標の重要度は相場に依って変化をするもので、自分で判断しなければならない。
カナダのIvey PMIは一時期は20~30pips程度変動する可能性がある指標だったが、
最近は5~10ポイントの乖離だとしても、あまり変動する事が無くなった。
サブプライムのエクスポージャが注目されていた時は、住宅関連指標が結構注目の的だった。
が、最近は幾ら数値が大幅に乖離しても、以前程の威力は無い。

複数同時に指標が発表される場合や、複数の構成要素がある場合も同じ。
例えば今日の朝方の豪指標のように、小売売上高の方が貿易収支よりも「今は」遥かに重要。
とは言え、日米間に貿易摩擦があった頃は、恐らく貿易収支がより注目されていたはず。
CPIが発表されるとしても、大抵はCPI・コアCPIの、前月比(m/m)・前年比(y/y)が発表される。
テレビのニュースで注目されるのは大抵y/yとは言え、相場ではm/mの方が重要。
相場へのインパクトは、最初はヘッドラインが注目されるものの、コアもじわじわ聞いてくる。
ヘッドラインとコアが食い違った場合、大体はヘッドラインに反応してすぐにコアにも目がいく。
米耐久財受注やNZ小売売上高などはよく食い違いが起こる為、比較的要注意。
ISM製造業やISM非製造業などは、単体の指標とはいえ色々と構成要素がある。
特に注目されるのはやはり雇用指数で、ヘッドラインが悪くとも雇用指数が良ければ円安の可能性もある。

最後に、今の直近の相場で注目されている事が何かを考えるのも重要。
例えばリーマンショック後の金利引き下げ局面ではCPIはほとんど意味をなさなかった。
というのも、幾らCPIが上ブレしても当局は金利を引き上げる事は全く念頭に無かったから。
極端な例で言うと、米週間新規失業保険給付者数。
毎週発表される指標だが、毎週のカウントが積み重なって、NFPにも結構な影響を与える。
取り分けNFPのすぐ前の日等に発表される場合、新規失業保険給付者数は非常に重要になってくる。
ADP雇用統計や新規失業保険給付者数を受け、機関投資家がNFPの見通しを立て、
一応それを念頭において色々なプロダクトのポジションを整理する為、だと思われる。
逆に、NFP後の最初の新規失業保険給付者数は、それ程のインパクトは無い。

纏めると、今の相場で何の指標が重要か、自分で判断する事が実に大切。
過去半年くらいの相場を降り返って、注目度を判断し、後は自分の相場感で注目度を判断するしか無い。
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