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指標相場アプローチ法①
2011-05-25 Wed 03:37



指標へのアプローチ法と言っても多種多様で、毎回同じ方法が通用する訳でも無い。
例え同じNFPで、二月連続して、ドル円が80.00 → 81.00まで1分で上昇したとしても、その後の動きは違う。
何故ならば経済指標=ファンダメンタルであり、例えばRSI値やボリンジャーバンドの幅などのテクニカルな要素
がほぼ同じだとしても、その1ヶ月の間に積み重なったファンダメンタルな要素を考慮に要れる必要があるから。例えば前月に81.00が然程重要なポイントで無かったとしても、その後の相場で幾度と無く81.00より上での定着
に失敗し、その分81.00以上での売りが多く、その為に今月は81.00より上が重たい事だってある。
相場の需給やポジションの偏り、理論価格も違ってくる訳で、重要指標であればある程それらへの影響、
つまりそれを受けての売買する機関投資家への影響が違ってくる訳で、毎回動きが異なるのは当たり前の事。

ただし、相場やローソク足にパターンが存在するように、指標相場のパターンも存在する。
代表的なのは、今日のIFOを受けた2段上げ、前年によく見られた1-2-3の3段上げ、取り敢えずの
天井からの23.6%、38.2%戻し、そこからの高値挑戦、資源国通貨に特有なMA張り付き型・・・etc。
相手にしているのは「今」動いている相場なので、どういったパターンだったかというのは後になって
分かるものだが、どのパターンになりそうか、という事を頭に入れておく事で、指標相場も相手に出来る。
ここが取り敢えずの天井(今日の場合は3分後と9分後)で、ここにFiboを引いて、というのもなかなか
判断は難しいところだが、それは経験と値動きからして判断するしか無く、見極めは非常に難しい。
だからこそscaling in/outとポジションサイズでのリスク・資金管理が大事になってくるところ。
一旦上手くFiboが引ければ、特に米指標や英指標の場合、Fibonacci Retracementでの戻りを図るのが有効。
TP1が23.6%戻し、TP2を38.2%戻しにして、トレンド性が強そうならドテン売買も有効かもしれない。
ポジションは大量に持って確実性を好む方なので、個人的には天井辺りで掴んで23.6%で抜けるのが好き。

指標相場は毎回違うとは言えども事前の下調べ、それに指標が各種プロダクツに与える影響を見るのは重要。

1. 指標の重要度を探る
→ 大まかな重要度を知る。それぞれのサイトごとに、あくまで独自の判断なので鵜呑みにはしない。
2. どれ程変動する可能性があるかを探る
→ あくまでも目安で、幾ら乖離してどれ程変動の幅が過去にあったかというのを頭に入れる。
  ちなみに、特に直近3~6ヶ月の値動きを参照するのがベストで、それ以前はあまり考慮する必要は無い。
  オセアニア諸国のGDPのように、四半期毎に発表されるものは別。
3. 為替以外のプロダクツやドル相場、円相場への影響を見る
・各種債権利回り
・各種株価先物、商品先物
・ドル相場全体(ドルインデックス)、円相場全体
→ 特に米指標の場合は債券利回りの変化から株式市場へ波及し、為替市場に影響する事が多い。
  その指標の影響で金融市場がどの様な方向性、ドル高/ドル安、円高/円安、リスク選好/回避を示すか、
  それによって該当の通貨の方向性にどのような影響を与えるかを、ザッと見て判断し、頭に入れる。
4. 実際にトレード
→ 1~3に基づいて、過去の値幅や値動きも参照にしながら、抵抗、支持線なども考慮に入れ、トレードする。
5. 30分以内に完結させる
→ 相場はX ( = Time) > 0 で反比例的に指標の結果を消化していくので、最大でも30分を目安に完結させる。
  それ以上は指標結果以外の要素の影響が色濃くなり、Fibo等の重要性が薄れていく事が多い。
  スキャルピングの回数やトレードサイズも、それに合わせて調整するべき。

指標相場はギャンブルでは無い。
確かジョン・ケリーが言っていたと思うが、期待値が0以上のものが投資、それ以下ならばギャンブル、と
言うのであれば、下調べや準備無しに指標に望むのは後者、それらを行った上で望むのは前者だと思う。
(勿論そこは反論の余地が多いにあると思うし、長期的に見ればEMH論者からすると後者かも知れない。
 たまたま運良く勝っているだけで、この先勝ち続けられるのか、というのはいつも考える事。)
だからこそ、常に最善の状態で指標相場に臨むべきだし、1や2のようなサイトで調べる以上に、
自分で保存・分析した指標の結果とチャートのアーカイブを作り参考にする事が何よりも重要。
元々このブログを始めたのもそこら辺の理由からで、細かく指標ごとに分けてあるのも、参考にし易いように。

自分で『考え』、『分析』し、『活用』する、というプロセスの繰り返しは、学習の基礎。
それをするかしないか、という事が、大きく現実の結果に跳ね返ってくると思う。
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EU German Zew Economic Sentiment on May 24. 2011
2011-05-25 Wed 03:00


対象:EU German Zew Economic Sentiment (Headline: Business Climate)
予想:113.9
エントリー:±1.0以上
結果:114.2
乖離:+0.3

特に事前に織り込む様子も無く、マーケットはニュートラル。
ヘッドライン、現況値、期待値の全てが予想以上で、結果リスク選好ムードに。
取り敢えずユーロドルは、1.4055付近から1.4090手前まで上げ、一旦23.6%、38.2%へと調整。
その後押し目で買われ、先の高値を更新の後、1.4096辺りまで上げる展開に。
1.4096からの23.6%戻しで少しサポートされ、その後は38.6%戻しまで一旦戻すも、その後高値更新。
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通貨の合成とスキャルピング
2011-05-15 Sun 12:38
同じクロス円のスキャルピングでも、色々とやり方がある。
EUR/JPYを例として挙げると、

①通常通り、EUR/JPYをトレードする
・一番オーソドックスな方法。
・単独の通貨ペアとして存在している為、管理しやすい。
・USD/JPYとEUR/USDの両方のトレンドやポイントに左右される。
・一般相対であれば問題無いが、ECNだとドル円とユーロドルの流動性には劣る。

②EUR/JPYではなく、USD/JPYとEUR/USDに分解してトレードする
・円買い・ドル買い、円売り・ドル売りといった強い流れが無い場合は、独立して動く事が多い。
・同時に2つのチャート・レートを把握して取引するのは難しいが、値幅があればその分利益も出る。
※例えばユーロ円が揉み合いでも、ドル円↑、ユーロドル↓、という場合。
・テクニカル的に重要なポイント、ストップを巻き込んで大きく変動する時等、例えば
 ドル円が80円を久々にブレイクしそうな場面で、ユーロドルが買われていてユーロ円が揉み合っている場合、
 ドル円が80円のストップを巻き込んで下落して下落が一服、ユーロドルは変わらず、となると考えるならば、
 ユーロドルは買い持ちのまま、一旦ドル円を売って80円ブレイクで再度買えば、利益もその分多くなり、
 更にはドル円の建値が低い為、合成した時のユーロ円の建値も低くなる。
・結局のところ、ドル円とユーロドルのチャート等をうまく把握出来れば、ポジションの管理に幅が出来る。

③EUR/JPYを、USD/JPYとEUR/USDのチャート・レートを見ながら売買する。
・相場によってドル安、円高、リスク回避、等というテーマがあれば、より有効。
・合成するよりはポジション管理が楽で、より機動的な取引には向いている。
・例えばリスク回避の円高相場の際、ドル円が重要なポイントをブレイクして激しく下落するような局面でも、
 ユーロ円の方がボラティリティが大きい為に値幅を取りやすいし、例えばドル円手動の円高で、ドル円が
 一旦止まって戻して、ユーロドルが売られている場合、揉み合いにはなるが、ドル円が再度下落をすれば
 ユーロ円も下落する確率の方が高い等、相場を推し量れればより大きく利幅が取れる。
・一方的な展開には有効な場合が多く、相殺されるような展開であれば合成の方が利益は大きい。
 が、結果として大きいポジションでの取引の場合は、流動性の面では不利でも管理は楽。

個人的には大抵③の取引方法が多く、大体はドル円とユーロドルのレートを見ながら、ドル円とユーロドルの
チャートも把握しつつ、どちらにユーロ円がより相関しているかを意識して取引する事が多い。
抵抗やトレンドライン等は見るが、どちらかと言えばレートを見続けて、ドル安、円高等、相場のテーマが
チャートに反映されている度合いを感じつつ、それに合わせてレート次第で取引する、というタイプ。

文章で書くとややこしいが、纏めると、つまりは勘。
SAXO系のレートを見続けて相場を感じて理解する、という事を色々な人に言っては回ったものの、
未だにこの感覚を理解出来たという人は出てこず、しまいにはシックスセンスなんて言われる始末。
そもそも何もかもがレートの動きには詰まっているんだから、それ自体を理解すれば良い、という点
では間違ってはいないとは思うものの、なかなか一朝一夕で身に付くものではないらしい。
勿論、この方法にたどり着くまでには2年くらい掛かった・・・気がする。



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BOJ・財務省の来週の為替市場への介入は無いはず。
2011-05-07 Sat 06:51
・白川総裁 → 4~10日までBIS総裁会議等でフィンランドとスイスに出張。
・西村副総裁 → 9~12日まで、SNB主催のハイレベル会議等の為にスイスに出張。
・野田財務相 → 「注意深く見守る必要が(ry」。
・与謝野経済財政担当相 → 「円高というよりドル安」

・米中 → 9、10日に米中経済戦略会議。
・各種プロダクツ → 商品暴落、株ジリ安、債権ジリ高、ドル、円ジリ高
・TEDスプレッド+VIX → 若干高

リスク資産の調整はあるものの、株・債権共に多少の調整程度で、完璧なリスク回避相場では無い。
欧州での緊急ユーログループ会議を受けても、VIXの高騰やTEDスプレッドの拡大も特に見られない。
日本政府には全く緊張感が無く、余裕も無い為、為替相場についてのコメントは以前と比べほぼ出ず。

唯一気になる点は日銀総裁と副総裁がスイスに出張し、当局との会合を持っているという点。
確か去年の最初の介入前にも、白川総裁はスイスに出張していたはずで、あれ程大規模に
為替相場への介入を行っていたSNBとの、為替介入についての意見交換等は必ずしているはず。

総合的に見て、日銀はアップ中、政府はお花畑、相場は冷酷だけれども冷静。
相場が冷静さを失って債権高まで波及して、為替相場も崩れれば、やっと政府も慌てる程度なはず。
3月に76.24円まで下落したドル円なので、然程ストップやOPトリガーも溜まってるとは思えず、
そのレベルまで下落するには大幅なリスク回避相場が発生しなければ無理。
ジリ安で76円台まで下落する可能性は十分あるが、ジリ安ならば介入する目的も見出せないのが本音。
それについては散々当局が言及していたはず。
3月の下落時は4円超の下落で、5.%半ば程の下落率だったが、その程度がある程度の目安だろうか。

つまりは相場(の冷静さ、負のスパイラルが発生するか)次第で、76円台までは特にレベルは関係ないのでは?
ちなみに先程、ユンケル・ユーログループ議長が、緊急会議でのギリシャをめぐる噂を否定。



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