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専業トレーダーとは何か。実際どうやってファンダ分析をトレードに活かすのか。
2013-11-26 Tue 05:31



よく言われる話。
ファンダメンタル分析はよく分からない。
ファンダメンタル分析なんて無駄でテクニカルで十分。
ファンダメンタル分析をしてもどう活かすか分からない。

そりゃあそうだろう。
ファンダメンタル分析の本なんて大した物は売っていない
(例外として最近読んだ西原宏一さんの本は良かった。)
体系立った学習法なんてものもありはしない。
目の前に教科書を何冊も置かれ、一人で一から極めるようなものだ

だがそれでは話が終わってしまう。
それに正直、自分の見通しに意見をぶつけてくれる人は常に欲しいと思っている。
なのでファンダメンタル分析の活かし方を実例を挙げて紹介してみたい


まず先に一つ、良いスレがあったので紹介。
「外国為替トレーダーだけどなんか質問ある?」
http://kabooo.net/archives/28848866.html

スレ主は銀行の為替デリバティブのトレーダー(ディーラー)らしい
以前のブログにも書いたが、初期の学習に於いて最善の方法は成功者を真似する事だ
それも本当のプロを探し出して真似をする事
個人的にそれは銀行やHFのディーラーだと思っている。
良いレスを下に抜粋してみた。

>プロはいろんな数字に出やすい数字には多めに、出にくい数字には小さめにかけます
エッジを見極め、リスク量を調整する

>最初は仮想トレードやらされましたよ
>で、なんでここで買い(売り)なんだとか理由聞かれてそれに答えるみたいな
トレードの際は常に相場に理由付けをする

>だからこそ考えるのが楽しいんですよね
>世の中のいろんな出来事が為替に影響してて
>たとえば去年の震災の時なんてこの震災が為替にどう影響するかなんて
>その瞬間は誰も考えてないわけですよ
>で、みんなが日本はやばいから円安だ!なんて言ってたら実際は円高に進んだりなんかして
>そういう頭の休まる暇のない日常が楽しいというか、相場の事を考えない瞬間がないのが楽しい
>非トレーダーの金融関係者が日経新聞読んでるときにはもうその情報は古いんですよね。
>そういう先を行く感覚がやめられない。
基本中の基本は楽しむ、楽しめるという事。
 更には、好き好んで自ら先を予想する事が大事。

>たとえば、この前大きく為替が動いたのは日銀の政策決定会合
>「政策決定会合でこんな発表がありました」これは僕にとって意味のない情報
>「政策決定会合でこんな発表があるだろうな、というとみんなはこう考えて値動きはこうなるだろうな」
>という自分の考えが意味のある情報
イベント後にから情報を分析して頭に入れるのではファンダメンタル分析をしているとは言えない。
 相場を動かすファクターを事前に考え、それに大してどういった値動きが発生するかを考えるのが本当の分析。
 

一言でまとめると、自らアナリスト、ストラテジスト、そしてトレーダー(ディーラー)になる必要があるという事だ。
①アナリスト:相場や相場を動かすファクターを分析する。何がこれまでに起こり、何が起きそうかを予想する。
②ストラテジスト:その上でどういう戦略を取るか決定する。
③トレーダー:実際に相場でトレードをする。

(それに加えて実際にはリスクマネージャーの役割も果たす必要がある。)

専業個人トレーダーというのはこれを全て一人でやる必要がある。
これを全て一人で出来、更には楽しめてこそ一人前の専業トレーダーというものだと思う。
だからこそかなりハードルは高いし、ずっと生き残っている専業トレーダーなんてごく僅かな訳だ。


さて、次は実際ファンダメンタル分析をトレードに活かす方法。
先週実際に自分が行ったトレードを基に紹介してみる


まずは相場を動かしそうなイベントの予定を整理する。
 http://kuronekoislandfx.blog.fc2.com/blog-entry-260.html
例) 18:05 (AU) au スティーブンスRBA総裁講演 - テーマが「豪ドル - 30年の変動制相場」
 
そしてイベントからどういう風な動きが出やすいかを予想する。
例) 最近A$高牽制が繰り返され、A$はその度に下落している
   この講演のテーマからしてA$高に強く言及する可能性は高い
   RBAのウェブサイトを見ると、事前原稿は有るとされているので18時5分きっかりに通信社にヘッドラインが流れる。
    (The text of the speech will be available under embargo → 18時5分に原稿が解禁になる)
   となると市場参加者は直前、特に18時頃からAUD売りのマインドで攻めてくる可能性は高い
   だが最近は何度もA$高牽制がされ、市場参加者もそれを見越してA$を売る可能性は高い
   となると事実書いが出やすくなる可能性も高くあまり18時5分になった後あまりホールドすべきでは無い
   寧ろ底堅さを見せるような状況次第では事実書いに乗ってドテン買いをすべき

当日、実際にトレード。
例) 18時頃から実際にA$が下げ始めたので、18時5分を前にショート
   18時5分きっかりに通信社からヘッドラインが出て、AUD/USDは1分で23pips下落した
   ヘッドラインを見ている暇は無いので取り敢えず事実買いへの警戒感からショートを利益確定、少額ドテン
   髭が13pipsもあり、実際に事実買いはある程度発生していたと思われる。
   ヘッドラインの抜粋をtwitterでチェックし、「A$安の為の為替介入にはオープン」との発言からロングは早期利確
   一旦様子見で、先程の安値を割って更に下落したところでA$が底堅いのを確認して、A$買い回転でスキャル

AUD

何故このトレードを行ったか。
単にそこにエッジ(優位性)がハッキリとあり、理由付けが出来るトレードだったからだ
一番エッジがあった18時~のショートの枚数が一番多く、ドテン買いやその後の買い回転主体のスキャルは少なめに。
18時~のショートも、万が一18時5分に一転買われるリスクを考慮して、1秒程度で捌ける枚数にはしておいた。
(でも実際、毎回こんなに上手くいく事は無い・・・。)



これがファンダメンタル分析から戦略を練り、実際にトレードを行った一例
要はイベントという一瞬、もしくはトレンドという短期~中期でエッジを見出し、リスクを調整しつつトレードするという事だ
自分の中ではこれが基本中の基本であって、トレードの核になっている。

スキャルピングにしろデイトレードにしろ、そこにファンダメンタル分析を活かす余地は大きい
テクニカル分析は否定しないし、寧ろ両方を活かせれば最善だろう。
自分はテクニカル分析には疎いので、SMAや一目均衡表から重要なポイントを判断する程度にしか使えていない。

一から学ぶのであれば頭が真っ白になるだろうし、1日2日で理解出来る事では無いと思う。
だが一度やるべき事を覚えればあとは毎日毎週少しずつ積み重ねさえ怠らなければぐっと楽になる。
(一点協調したいのはこれが全てでは無いという事。慣れてきたら自分の方法を見つけられるはず。)


基本を抑えたら後は応用だが、応用を考える頃には自分であれこれ考えて出来るようになるだろう。
なので最後に参考にしているサイトやブログ、メルマガだけ紹介しておきたい。

・Klug http://www.gci-klug.jp/
・Reuters http://jp.reuters.com/
・Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp
・WSJ http://jp.wsj.com/home-page
・DailyFX 経済指標発表予定 http://www.dailyfx.co.jp/market/calendar-detail.html
・Market Win 24
・ロンドンFX http://londonfx.blog102.fc2.com/

・西原宏一のシンプルFXトレード http://www.fire-bull.info/ni/
・週刊 本石町日記 http://foomii.com/00016

・twitter (ReutersやBloombergの端末に匹敵する程価値のある速報性に優れたツール。)



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別窓 | 相場アプローチ法 | コメント:18 |
トレードに役立つ第6感を鍛える。
2013-11-21 Thu 23:41

price

「FXを教えてくれ」と言われる事がたまにある。
そういう人には基本的に教えないし、関わろうとも思わない。

自分の勝手な意見だが、何かで成功したい、この道を極めたいと思う人は自分から進んでやるものだ
そして、そういった好きで自ら勉強し続けた人しか大抵成功しない


元々かなり頑固で好きな事は苦にならずずっと続けられる性格で、考え方は常にコンサバ(保守的)。
成功するのに近道は無いと思うし、まずは基本を学んでその道の王道を歩む、という考えで今まで来た。

例えば英語の習得ならば極力周りの環境を「英語」にし、発音はとにかくネイティブの真似をする。
FXでも、個人で成功している人では無くプロディーラーの真似をしてプロディーラーのように考える
更には出来る限りプロの環境、それも一世代前では無く今のプロの環境を研究し学び、揃える
かなり大変でコストが掛かる事も多いが、自分の中ではそれが王道だし正攻法だと思っている。

銀行やHF等のプロに比べればまだまだ未熟だし、そもそも教えられる立場でも無い。
が、仮に他人に教える事があったとしたら、自分の経験で役だった事を教えると思う
それが何かというと、「プライスアクションから学ぶ」という事だろう。

MT4_1

そもそもこんなロウソク足チャートでどれだけの事が分かるだろうか

ロウソク足とは、一定の期間内の四本値(始値、高値、安値、終値)を1つに表示したテクニカルに過ぎない。
例えば(5, 1, 3, 2, 1, 2, 3, 1, 2, 3, 2, 3, 4, 5, 7, 9, 7, 5)で終わったロウソク足があるとしよう。
始値と終値が同じという、十字線というやつだ。

だが中身を見ればその十字線にはもっと情報が詰まっている。
5から1に下落し、何度も1を試したが下には抜け切れず、最後の方に上を軽く試した、という足だ。
一旦執拗に下を試し、足の最後の方で上を試して上が軽かったとなると、次の足で上を試す可能性は高い。

MT4_2

この部分、特に最後の髭が多い5本の間にこんな言葉での情報があったらどう考えるだろう。
「何度も上値を試したが執拗に上値は抑えられ、段々と上値を切り下げていった」
こう言われたら、この後数本のロウソクでは陰線が出る確率が高いと思うのが自然では無いか。
だが実際、ロウソク足を見ただけでは全くその判断は出来ない。

MT4_3

極端な例を挙げれば、左のロウソク足チャートは長い足で見ればどちらも右になり得る
上のように、急落したが下が堅く結果的に全戻しした、というチャートと、下のように
急落したがその後すぐ大方戻した、というチャートでは全く意味合いが違ってくる
もし5分足で右のようなチャートがあれば、1分足に拡大してどちらか判断出来るだろう。
1分足でも5秒足等に拡大して見れはするが、かなり手間が掛かるし普通の人はやらないと思う。


そういった情報を見分けられるのが、ロウソク足がどう形成されたかという「プライスアクション」だ。
上に書いたような(5, 1, 3, 2, 1, 2, 3, ・・・ 5)といった経過には重要な情報が詰まっている
単に経過だけでは無く、プライスプライスの変動速度やその変化からも感じ取る事はある。


一番上の画像のようなプライスを凝視し続ける
それが自分がやった事で、今でも何とか生き残っている最大の理由だ。

1pipの変動も、0.1pips単位の変動も
そして何分も、何時間も、何日も何ヶ月も



自分の場合はそうやって段々とプライスアクションから何かを感じ取る事が出来た
それはプライスの癖のようなものでもあるし、相場の方向性のようなものでもある。
経験則でもあるし、友人には第6感だと言われた事がある。
とにかく、チャート上に表せない事が詰まっている事は確かだ

かなりスパルタだが、最低でも何ヶ月もずーーーーーーっと見続ければ何か得るものがあるはず。
(勿論これにも弱点はある。偏見が入りやすく、変動が少ないと情報が少なく読みにくい。)


結局のところ、何かを継続的に且つ狂ったように続けるしか第6感を鍛える方法は無いんだと思う
プライスで無くとも、テクニカルをずっと観察し続けてもきっと得るものはあると思う。
何事もローマは一日にして成らず、という事だ。


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別窓 | 相場アプローチ法 | コメント:13 |
裁量トレードとシステムトレード。どちらが有利か。
2013-10-21 Mon 23:04

トレードには2種類ある。
人が最終判断しトレードを執行する裁量トレード
予め用意されたロジックに従ってコンピュータが自動的にトレードするシステムトレード

EAでエントリーして手動決済するような場合はややこしいので省きたい。

【裁量トレード】
・相場観やファンダメンタルズのような、数値化が難しい判断材料をトレードに取り入れる事が出来る
・相場、時間、ボラティリティなどを経験に基づき総合的に判断し、臨機応変にトレード出来る
・平たく言えばマウスでクリックするだけで損益が発生するので、幼稚園児から高齢者まで簡単に出来る
・感情に流されて損切りが出来なかったり、過度なリスクを取ってしまう事がある
・人間はその時の精神状態、健康状態に左右されやすく、客観的に分析する事が難しい
・やっぱり疲れる

 

【システムトレード】
・感情、精神状態に左右される事なく常にクールにトレード出来る
・特に短期取引になればなる程裁量トレードでは難しい、同時に複数通貨、複数のシステムでの売買が出来る
・機械的に損を切れるので、頭痛や胃、心を痛める事に繋がりにくい
・自分でシステムを組むような場合は高度な知識が必要になる
・ファンダメンタルズのような数値化が難しい判断材料を取り入れるのが極めて困難
・ロジック、ストラテジーが一定の期間、相場しか通用しない場合がほとんど
・どっちにしろ疲れる

それぞれのメリット、デメリットはこんなところだろうか。
と、ここまでは単なる初心者用FX解説サイトのような話。

 

X、Yの二次元では無く、取引期間という要素を加えてみると全く見方が変わってくる
便宜上、取引期間が数ミリ秒~長くて数十分程度のトレードを短期と呼び、
それ以上で、マーケットインパクトが限りなく軽減出来るトレードを長期と呼ぶ
それぞれのメリット、デメリットを改めて挙げてみたい。

【短期トレード】
比較的近い将来の値動きならば予見しやすい
・ポジションの保有時間が短い為、時間というリスク要因に左右されにくく、相場の急変に対処しやすい
大きなトレンドが発生していない時でも利益を得やすい
・適切な損切りにより短期になればなる程レバレッジを掛けてもコントロールしやすい
・適切に損を切る事が出来れば持ち越す事が無いので、精神衛生上良い
・スプレッド、スリッページのようなトレード毎に掛かるコストが収益を大きく左右する
・ポジションの増大に連れ、特にECNであればマーケットインパクトが利益を圧迫する
より短期になる程1回で得られる利益には限りが有る
・多くの場合、リスクリワードレシオが悪く、損大利小となりやすい
非NDDのOTC業者であれば口座を凍結させられる可能性が年々高まっている
・人間が取引出来る範囲でより短期になればなる程、モニターを凝視する必要が有り瞬間の判断が要求される
・ミリ秒単位のHFTのようなトレードの場合、膨大なコストと非常に高度な知識、インフラが要求される

 

【長期トレード】
・1回のトレードで利益を限りなく大きくする事が出来る
・利益に対してスプレッド、スリッページコストが限りなく低いので、あまり気にならない
・モニターを常に見続ける事無く、余裕を持って投資が出来る
・例え数百本というような大きなポジションを構築する際も、マーケットインパクトを最小化出来る
・通常であれば非NDD業者でトレードしても口座を凍結される恐れはない
・スワップ金利を得る事も出来るし
逆にスワップ金利が重しとなる場合がある
・為替相場の変動要因は多岐に渡る為、長期になればなる程予測が難しい
・リスク=時間であれば、長期になればなる程リスクが存在する
・利益を大きく追求すれば1回の損失額も大きくなりがちなので、レバレッジはあまり掛けられない

自分の中の勝手なイメージだとこんな感じだ。

imag

エッジ(非効率性)というのは水中で発生したバブルのようなもので、小さくすぐ消えるものであれば何万とある
小さな泡を捉えようとするのがスキャルピング数少ない大きな泡に乗っかるのがデイ~ポジショントレード
幾千といるトレーダーは泡で遊ぶ大小様々なメダカ、と言ったところだろうか。

小さい泡の方が多く発生する代わりに消えやすく、労力(コスト)も相対的に大きい。
大きな泡を捉えようにもそれはあまり発生せず、いつどこで発生し消えるかは予測しにくい。
泡の発生直後を捉える(HFT)には大変な技術と資金が必要になるが、非効率的で儲かる。ただ、一番消えやすい。



ここ7年程自分はスキャルピングしかしてこなかったが、やはり裁量のスキャルピングには限界があると感じる
理論上、長期トレードをシステム化して同時に何百も行える事が出来たら、利益は限りなく最大化出来るはずだ

資金が少ない内はスキャルピングはレバレッジを掛けやすい事から資金効率が良い
だが資金が増えるに連れて、その内低レバレッジになる。

例)100万円でドル円100枚 =1ドル100円×1,000,000枚/1,000,000円 =レバレッジ100倍
  1000万円でドル円100枚=1ドル100円×1,000,000枚/10,000,000円=レバレッジ10倍

例えばワンショット300枚が一回の発注限度であれば、口座に3000万円あればレバレッジ10倍になる。
1回のトレードで300枚しかポジションを取らないのであれば、利益が増える度にどんどんレバレッジが低下する
そうなると、低レバレッジは誉められるべきだが、口座資金に対しての効率は悪い事になる

1000万円の口座で1年で300万円稼ぎ、年率30%なら脅威の成績だろう。
1億円の口座で300万円勝つ年率3%しか増えないファンドなんて、誰も興味を持ってくれない
シャープレシオでリスクを考慮するならば話は別として。)

結局、プロの基準を用いれば低レバレッジで資金効率が悪いと長期トレードと大して変わらなくなる
(あくまでも資金を毎月、毎年○%という比率で増やす事を目的とした場合。)


その場合【効率性】を改善するという策は残る
複数の通貨を取引する
・より多く発注が出来る業者に移る
・一社300枚が限度だとして、他に300枚取引出来る業者に同時に発注する
スリッページやマーケットインパクトを極力抑える
取引後分析を行い、利益の最大化を図る

効率性の改善を図れば、ある程度収益率の改善は見込めるだろう。
だが、効率性の改善=リスク、技術コスト増大、と言っても過言では無い程、個人の手では難しい。

・複数の通貨を取引する → より短期になればなる程、マネジメントが難しい
・より多く発注が出来る業者に移る → 枚数を増やすとマーケットインパクト、コストが加速度的に増大する
・一社300枚が限度だとして、300枚取引出来る業者に同時に発注する → OTCでは凍結対象。ECNでも実際難しい。
・スリッページやマーケットインパクトを極力抑える → 個人でどこまでアルゴリズムを使いこなせるか。技術的に困難
・取引後分析を行い、利益の最大化を図る → 取引後分析ソフトはほとんど無い最大化となるとやはりアルゴ


ECNで一気に10本を売買すると、ドル円で1pip以上のコストが掛かるだろう
だが国内ECNで1本だけならば、ロンドン時間で0.2~0.4pipsで取引出来るはずだ。
同じ水準で仮に10本集められたとしたら6~8万円もコストが圧縮出来る事になる
が、それは現実的に手動では難しく、時間というリスクが増大する要因にもなる
その為の自動のアルゴリズムなのだが、個人で通用する物を作る事が出来る人はほとんど居ないだろう。
コストの最小化、リスク軽減、マーケットインパクト軽減・・・この辺は一人の個人ではどうしようも無い。


長々と書き綴ってきたが、個人的な考えとしては

長期・シストレ > 長期・裁量トレード、短期・シストレ > 短期・裁量トレード

の順に有利なんだろうと思う。
あくまでも、様々な取引を行える十分な資金が有り、資金効率や利益を最大化するという目的があってだが


余談だが、世界最大のオルタナティブHFBridgewater Associatesは、
ファンダメンタルズを基にシステムトレードを行い年に100億ドルを超える利益を生み出しているとされる。
一見不可能と思われる、ファンダメンタルズに基づくシステムトレード
そんな奇跡のようなシステムを作り運用出来る人間がいるのだから、プロ中のプロとは本当に凄い。
理想の中の理想を実現しているのがこのHFなんだと思う。
詳しくはパンローリング社の「新マーケットの魔術師」にて。


※ざっと予定を組んでいるだけなので、たまに時間が間違っていたり、予定が抜けている事があります。
 その場合はコメントやtwitterで御連絡を頂けると助かります。→ @kuroneko_island


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別窓 | 相場アプローチ法 | コメント:0 |
twitterを使ったトレード方法:サマーズ氏、次期FRB議長候補を辞退
2013-09-16 Mon 12:50

summers
(上:USD/JPY、下:EUR/USD、黄色線:9月16日午前5時17分)

朝方、WSJから衝撃的なニュースが飛び込んで来た。
「Lawrence Summers withdraws name for job of FED chairman」

サマーズ氏 → 早期利上げ、強いドルへの思惑からドル高
それ以外
(特にハト派として有名なイエレン副議長) → ドル安

というのは周知の事実。
先週、日経新聞が「次期FRB議長はサマーズ氏」との報を出し、ドル高になった。
その事実が否定されると相場が今度はドル安で反応。
そして今朝、正式にサマーズ氏が辞退を申し入れ、一段のドル安に。

Bloombergで見てみると、5時18分に第一報が入っていた。
が、こういった新聞が速報する記事は得てしてtwitterの方が情報が早い。
そこで”Summers withdraw”で検索をすると、5時17分には広まっていた。

summers2

そこで一番上のチャートを見て欲しい。
USD/JPYEUR/USD共に5時17分には全く反応をしていないように見える。
大体5時25分頃からドル高に拍車が掛かったようだ

もっと反応が顕著だったAUD/USDのチャートがこれ。

summers3

5時21分から反応が出て、10分程で90pips弱の上昇
5時17分には既に出回っていたにも関わらず

こういった新聞がソースの速報は広まるのが遅い、というか段々と広まる。
先週の日経新聞の件も、14時丁度に記事が出て、段々と加速した。
早い人は14時1分にはその事を呟いていたが、14時からの2分でドル円は6pips程だけ上昇。
しかしその後の30分余りで35pips程度も継続して上昇する事となった。

先週、そして今日も、事前に知っておくべきだった事はサマーズ=ドル高、の図式だけだ。
それだけで、ドル高・ドル安の波に乗りやすくなるし、もし乗らなくとも反対方向のポジションを持っていれば、それを手仕舞って様子を見る事は出来た


無料のtwitterだが、その有用性は計り知れない。



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別窓 | 相場アプローチ法 | コメント:2 |
投資本を買い漁る人に伝えたい事 - 続マーケットの魔術師より
2013-07-14 Sun 23:44

先日twitterで、投資本を買い漁って投資方法を探すような人はどこかベクトルが違うし、それと同じように
トレードして同じような利益をずっと出せるはずが無い、と呟いたところ、思いの外共感した人が多かったようだ。
それと同じような事がパンローリング社が先日出版した「続マーケットの魔術師」に書かれていた。
上手くまとめられているので、その一節(184ページ)を紹介したい。

  ・・・「トレードでの成功に、唯一の正しい道など存在しない。それどころか、マーケットの魔術師が用いるトレード方法はとても変化に飛んでいる。・・・野心的なトレーダーが追求すべきことは、マーケットで成功するための秘訣を解く唯一の手法を探すことではなく、自分の個性に合う手法を探すべきだ。・・・長年にわたって、私は次のような内容の問い合わせを数多く受け取ってきた。

シュワッガー様
見習いを探しているトレーダーをご存じないでしょうか。マーケットの魔術師の一人から学ぶことができるなら、私は無報酬で長時間働く用意があります。

この種の問い合わせは、探求の方向が誤っていることを表している。だれかの手法を模倣しても相場で成功することはできない。彼らの方法が自分の個性に合う可能性はほとんどないからだ。答えは他人の手法を模倣することではなく、自分の手法を見つけることにあるのだ。
ジャック・D・シュワッガー (2013).  続マーケットの魔術師 パンローリング株式会社


投資本を買い、読んで勉強する行為自体は投資家として何ら間違ってはいない
問題はそこから何を学ぶかで、今後どう活かすか、だ。


投資本で紹介されている手法をただ猿真似するならば、子供でも出来る
だが、猿真似では長続きはしないし、成功する確率は限りなく低い

子供と大人の違いは何か。分析力と応用力だ。

他人の手法がどのような思考過程を経て生み出され、何故相場で通用し、場合によっては何故今は通用しないのか
今の相場で通用する・しないに関わらず、この思考過程、分析方法、テクニカルなどが他の相場でも応用出来るのではないか

猿真似という単純作業では無い、論理的な考え方から生み出されるこの分析・応用という行動があってこそ、お金を払って投資関連書籍を購入し、時間を掛けて「読む」という事に価値が生まれる、というものだ。


人間という生き物は、本質的に面倒くさがりで、疲れる事を嫌う。
頭を使うという作業はカロリーを消費するので、それ自体は生存本能として間違ってはいない。

短い専業生活ではあるが、7年この世界を見てきて言えるのは、8割~9割の人間は楽して儲けようとする
だからこそインヴァスト証券採用のシストレ24やFXCMのミラートレーダーが人気を博している。
EAは売れるし(最適化し適切に運用できる人はまた別)、PAMMManaged Accountが流行っている。
が、それらのシステムで数年もの間、ずっと利益を出し続けられるものは1割もなく、下手をすれば1%以下だ。

カロリーを消費せず、楽して猿真似で儲け続けるのは容易ではない。
猿真似が通用する相場で、運良く少し小銭を稼いで止めれるのであれば、確かにそれも悪くはない。
まぁ、そんな冷静な脳があるならば、普通に相場でも生き残れそうな気もするが・・・


食べる物に困るような原始的な生活をトレーダーは強いられている訳ではない。
プロ・専業トレーダーという職業は、数年生き残る事すら難しい過酷な環境で如何に頭をスマートに使い
当たり前のように毎月・毎年勝つ事が出来るかというスタートラインにまず立つ事から始まる。
それが目標なのでは無く、それがスタートラインであり、そうでなければプロ・専業トレーダーとは言い難い。

専業までいかなくとも、長い間マーケットで生き残りたいのであれば、やはり猿真似ではいけない。
物事を上手くなるのに真似は一番の近道だが、それは分析・応用が伴ってこその話だ


取り留めのない文章になってしまったが、投資本を買う前に、それに買って読んでいる最中にでも、是非この事を思い出して、ただ文字を見て読んだ気になるのでは無く、実行に移して欲しい。
必ずしや、自分に合った自分だけの手法を見つける手掛かりになるはずだ。
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